「麻しん風しん」あなたは大丈夫ですか?

みなさんこんにちは!!

保育士の内海です。

仙台で平年より14日遅く「初雪」が観測されましたね。まだタイヤをスタッドレスに交換していなかったので、今日慌てて交換してきました( ̄▽ ̄;)

これから朝晩の通勤時間は特に気をつけて運転したいと思います。皆さんも過信せず注意して運転しましょうね。

さてこの時期もうひとつ心配なのは風邪などの感染症ですよね。

その中でも春頃から「麻しん・風しん」の注意喚起がテレビなどで時々聞かれていました。

麻しんについては、平成27 年3月27 日付けで、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が排除状態にあることが認定されましたが、その後も海外で感染した患者を発端に沖縄や関東地方での感染者が発生しました。

そして夏頃から例年と比較し関東地方で風しんの届出数が大幅に増加してます。その多くは30代から50代の男性で風しんの抗体力が低い方が2割程度いることが分かっています。

ではなぜ騒がれているかというとその年齢の男性の近くには妊婦さんがいる可能性が高く、麻しん風しん」に妊婦さんが感染するとお腹の赤ちゃんに影響が出る可能性が高くなるからです。

麻しんに感染すると流産や早産を起こす可能性があります。妊娠前であればワクチン接種を受けることが出来ますが既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ません

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。妊娠中の女性は予防接種が受けられません。

妊婦さんへの感染を防止するため、特に妊婦さんそしてその他の同居家族10 代後半から40 代の妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い女性のうち、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体が陽性であるとはっきり確認できない人は麻しん風しんの予防接種を受けて欲しいです。

抗体を持たない又は抗体力低い妊婦さんは、麻疹風しんが発生している地域では、やむを得ず外出をする際には可能な限り人混みを避けて欲しいです。

これからクリスマスや年末年始を迎えます。人混みの中に入る機会が多くなります。

新しい命を育む大人としての責任をひとりひとり自覚していきましょう!!