SSF cadaver course

こんにちは、歯科医師の平山です。
今回は先日、笠原理事長や本院の先生方と一緒に行ったトレーニングコースについてご報告します!
先月26日〜30日にかけてシアトルに行ってきました。
皆さんはシアトルがどこにあるかご存知ですか?東京から飛行機でおよそ10時間、アメリカ西海岸の北部に位置するワシントン州シアトル市はアメリカ本土で日本から最も近い街だそうです。シアトルは航空・宇宙産業のボーイング社やスターバックスなど世界を代表する数々の大企業の誕生の地でもあります。到着した初日には私たちもスターバックスの1号店に行ってきました!

私はアメリカに行くのは初めてで、英語も全然話せないので無事にたどり着けるか心配でしたが(理事長とは現地集合だったので 笑)シアトルには成田空港から直行便が出ており大きなハプニングもなく行くことが出来ました!セミナーは2日間だったのですが、シアトルとは時差が16時間あるので移動にとても時間がかかりました。海外旅行初心者の私はバッチリ時差ボケになっちゃいました 笑
今回私たちが行ったSEATTLE SCIENCE FOUNDATION(SSF) という施設です。

こちらは臨床解剖のトレーニングが行える施設で、ここで2日間講義と実習を受けてきました。


今回の講師の岩永譲先生は元々口腔外科の出身で、現在は臨床解剖医としてSSFにて勤務されています。
私たちは学生の時に解剖実習を行いますが、口腔の外から見た筋肉や血管、神経などの状態で勉強することが多いです。しかし一般歯科医師として日々診療する中では口腔の中からアプローチすることがほとんどのため、口腔内から見た実際の筋肉や血管、神経などの見え方と直結しにくいことがあります。
今回のセミナーでは口腔内解剖の講義と実習が行え、より普段の臨床に近い解剖を学ぶことができました。講義では沢山の分かりやすい写真やイラストで特に臨床的に重要な解剖を講義していただき、直後に実際に解剖実習で外科手技と解剖を行うことで診療の中ででどのように解剖を意識すればよいか知ることができました。
さらに岩永先生は口腔外科医としても多くの臨床経験があるため、改めて基本外科手技を教えて頂けたことはこれからの日々の診療に大いに役立つ経験となりました。
私は主に基本手技について教えていただきましたが、インプラント埋入や上顎洞底挙上術などの手技も経験でき2日間非常に濃い内容でした。
時差ボケで夜全く寝れず、昼間に睡魔が襲い講義でちょっとウトウト、、ということも多少ありましたが 笑 分かりやすい講義と8時間近い実習は本当になかなかできない経験でした。
この経験を臨床に活かして頑張りたいと思います!!