口呼吸の影響

 

こんにちは!

衛生士の舟山です!

 

みなさんは口呼吸がどのような影響があるかご存知ですか?

まず口呼吸とは鼻で呼吸せず、口で呼吸することをいいます。
これは、お口の健康にとっては、とても良くない習慣です。
どうして口呼吸はよくないのでしょうか?

*寝るときには口があいている
*朝起きるとのどが乾燥してイガイガする
*テレビを見ているときにはポカンと口があいてしまう
*唇がよく乾燥する
*鼻がよく詰まってる
*口をポカンと開けていることが多い
*いびきをかく
*前かがみで、姿勢が悪い
*食べているときにペチャペチャ音がする
*しゃべるときの舌の位置が気になる
*口内炎が良くできる
*口臭がある
*喋っているとつばがよく飛ぶ
*何かを飲み込むときに舌が前に出てくる
*前歯が出っ歯である
*上の歯列の形が逆V字型になっている
*扁桃腺が腫れたり、風邪を引きやすい
3つ以上当てはまれば、口呼吸かもしれません。

口で呼吸をすると当然、口がひらいている部分が乾燥してしまいます。
乾燥した部分には、ねばりけが出てきます。すると、プラーク(歯こう、細菌の塊)がますます強い力で歯の面に付着しやすくなります。
そうすると当然、歯ぐきに炎症が起こったり、赤みが出て腫れて出血しやすくなるのです。
すると歯周病が進行して、歯が抜けやすくなってしまうのです。
口で呼吸をすると唇も乾燥して、亀裂が入り、厚ぼったくなります。
審美的にも決して好ましいとはいえません。
どういう対策があるのでしょうか。

口呼吸の最も大きな原因は、「鼻が悪い」ということです。
この場合は、できるだけ早めに耳鼻科に行って鼻の治療をしてもらうことが大切になります。
次に考えられる原因としては、「前歯が出っ歯になって、口が閉じられない」ということです。
この場合には、矯正治療を相談して前歯を引っ込めるようにし正常な歯列にするための処置をします。
小さなお子さんのいるお父さん、お母さんは特に要注意することが大切です。
こうした対策の後、プラークや歯石を取り除けば、歯ぐきの炎症はなくなり、元の状態に戻ることができます。自分では意識していない「癖」が歯周病を悪化させているということに気づいて、早めに歯医者さんに相談することが大切です。

ほかにも要因はありますがまずは原因を突き止め治していくことが重要です。

口呼吸が気になる方、口呼吸かな?など心配な方は、1度歯科医院に相談してみてください!