小さなむし歯、すぐ治療しないと?

こんにちは、歯科医師の福本です。


 みなさん、夏休みはとれましたか?私は、先日阿蘇に泊まってきました😊阿蘇と言っても大分県と熊本県の県境辺りだったので、地震の影響はなく宿泊する事ができました。噴煙が上がっている阿蘇の山を遠目に見ながら食事をしたり温泉にゆったり浸かったりと、リフレッシュして帰ってきました!
みなさんも、自然の中でリフレッシュ!お勧めです♪

 さて、今月のお話は、【小さなむし歯】についてです。
 小さなむし歯が見つかった場合、どうしたいと思いますか?
「すぐ治療したい」
「治療せず様子を見たい」など、様々な考えがあると思います。
 【小さなむし歯】は、年齢・生活習慣・むし歯の部位などによって対処法は変わってきます。
 基本的に、なるべく削らないことが歯の寿命を延ばす1番の方法なので、 必要なければ削らない!をモットーに日々診療しています。
 小さいむし歯で、削らずに経過観察が可能な場合は、
1️⃣慢性う蝕
 長年かけて徐々にむし歯になったもので、定期健診を継続して経過を観察したり、生活習慣を正すことで、進行を抑えることができます。特に、中高年の方はこの場合が多いです。
2️⃣平滑面(歯と歯の間や、外側、内側などの平らな面)の小さなむし歯
 平滑面は歯ブラシや歯冠部清掃用具で毎日綺麗に汚れを落とすことと生活習慣の改善で進行抑制が可能です。

 経過観察が可能な場合は、必ず定期健診を受けてむし歯が進行していないかを診ていく必要があります。
 また経過観察中は、
⚫︎歯みがき指導🪥をうけ、確実に汚れを落とす
⚫︎間食🧃の摂り方の指導を受け、実践する
⚫︎高濃度のフッ化物入り歯みがき剤を1日2回以上正しい方法で使用する
ことで、むし歯の進行を抑えることができます。

 一方、削りたくなくても、小さいむし歯でも残念ながら😢削る必要がある場合があります。
1️⃣乳歯🦷や幼若永久歯(生えて2-3年までの大人の歯)の溝のむし歯
 奥歯の溝は深く歯ブラシでは奥まで届かないため、まだ歯が弱い乳歯や幼若永久歯では進行を止めることが難しいことが多いです。
2️⃣歯ブラシ🪥やフロス、歯間ブラシなどの指導を受けても、綺麗に汚れ🦠を落とすことができない場合
 汚れが常にむし歯の部分についたままだと、むし歯は進行します。
3️⃣間食指導🍬を受けても、指導されたことが実践できない場合
 歯みがきだけ綺麗にできても、間食の摂り方に問題がある場合は、むし歯は進行します。

 歯の寿命を延ばすためには、なるべく歯を削らない事が大切ですが、1番大切なのはむし歯予防の知識を学び、むし歯にしない事です!
 むし歯予防に関して、疑問などあれば、遠慮なくご質問ください。☺️