今日からできる、デンタルフロス✨️

皆さん、こんにちは。
歯科衛生士の相原です。

6月も終盤になり、本格的な夏の訪れを感じる日が増えてきましたね🌸
仙台でも日差しがだんだんと強くなり青空が広がる日は爽やかですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
これから暑さが本格化していく時期ですので、体調管理には十分に気をつけて、元気に夏を迎えたいものですね。私は日々の体調を崩さないよう、こまめな水分補給とお口のケアを欠かさずに過ごしています。

さて、皆さまは毎日のホームケアの際、歯ブラシによるブラッシングだけで満足していませんか?
実は、どれだけ時間をかけて丁寧に歯を磨いていても、歯ブラシだけではお口の中の汚れを完全に落とすことはできません。
今日は、生涯にわたってご自身の健康な歯を守るために、今日からでも取り入れていただきたい『デンタルフロス』の重要性について、基礎知識を交えて詳しくお話しさせていただきます。

 


『歯ブラシだけでは、お口の汚れの約6割しか落とせないという事実』
毎日朝晩としっかり磨いているのに、定期検診で「磨き残しがありますね」と言われて悔しい思いをした経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、それは決して皆さまの技術が足りないからではないのです。
統計的にも、歯ブラシのみで行うブラッシングでは、お口の中のプラーク(歯垢)は【約6割】しか落とせないと言われています。つまり、どんなに丁寧に磨いても、残りの【約3割から4割】の汚れはそのまま歯に残ってしまっている状態なのです💦
では、その落としきれなかった汚れは一体どこにあるのでしょうか。
答えは、『歯と歯の隙間』です。
歯ブラシの毛先は、どうしても歯と歯の間の狭い隙間の奥までは届きません。この隙間に溜まった汚れをそのままにしておくことが、虫歯や歯周病、そして口臭を発生させる大きな原因になってしまいます。

『デンタルフロスの併用で、除去率は約8割以上にアップ』
そこで必要不可欠になるのが、糸状の清掃用具である『デンタルフロス』です。
普段の歯磨きにデンタルフロスをプラスしてあげるだけで、歯と歯の間のプラーク除去率は【約8割以上】にまで跳ね上がると言われています。
フロスを使うことのメリットは、汚れを落とすことだけではありません。

1. 『初期虫歯や歯石の早期発見に繋がる』
フロスを動かした時に、「いつも同じ場所で糸が引っかかる」「糸がバラバラにほつれてしまう」という場合は、その部分の歯の表面に虫歯ができていたり、目に見えない歯石が溜まっていたりするサインになります。
2. 『口臭の予防と改善になる』
歯と歯の間に詰まった食べカスやプラークは、時間が経つと強いニオイを発するようになります。フロスを通してこれらを毎日取り除くことで、お口の中が劇的にすっきりとします😊

『まずは1日1回、夜の歯磨きタイムにプラスすることから』
「フロスが大切なのは分かったけれど、毎食後にやるのは大変そう……」と感じる方も多いと思います。
そんな方は、まずは【1日に1回、夜の就寝前の歯磨き】のタイミングだけで構いませんので、習慣にしてみてください。
寝ている間は唾液の分泌が減り、お口の中の細菌が最も増殖しやすい時間帯です。そのため、一日の終わりにしっかりと歯と歯の間の汚れをリセットしてあげることが、予防歯科において非常に大きな効果を発揮します✨
フロスには、自分で必要な長さを切って使う「ロールタイプ」と、持ち手がついている「ホルダータイプ(F字型・Y字型)」があります。初めて使う方や、奥歯に通すのが難しいという方は、まずは扱いやすいホルダータイプのY字型から始めてみるのがおすすめです。

『最後に』
デンタルフロスを使うことは、特別なケアではなく、海外では歯磨きと同じくらい「当たり前の習慣」として定着しています。
最初は少し手間に感じるかもしれませんが、一度フロスを通した後のすっきり感を味わうと、毎日のケアに欠かせないお気に入りの習慣になるはずです😊
「自分の歯にはどのフロスが合うのかな」「正しい使い方ができているか不安」という方は、ぜひお気軽に私たち歯科衛生士にお声がけください。
一人ひとりのお口の形に合わせた選び方や、歯ぐきを傷つけない正しい動かし方を、分かりやすく丁寧にレッスンさせていただきます。

歯ブラシとフロスのダブルケアで、トラブルのない健康でピカピカな歯を一緒に目指していきましょう。
皆さまのご来院を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。