口臭について

こんにちは。歯科医師の齋藤です。

今回は口臭についてお話しします。

口臭の原因として次の4つが考えられます。

 

①口腔内の病気

主に歯周病です。

歯周病の特徴は歯周ポケットができることです。これは口の中の細菌の格好の住みかを提供します。細菌の中でも嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生します。これが口臭のもとになります。

 

②全身の病気

・耳鼻科領域

  副鼻腔炎(蓄膿症)

  扁桃炎

・消化器系

  逆流性食道炎など

・糖尿病…アセトン臭

・肝硬変、肝臓癌…アンモニア臭

・トリメチルアニン尿症…魚臭

 

③生理的口臭

起床時、空腹時、緊張時などに唾液が減ることで一時的に起こります。

病気ではなく自然なものです。

 

④食べ物・嗜好品

ニンニク、ニラ、ネギなど臭いの強いものを食べたり、アルコールや喫煙により体内に取り込まれた臭いの元になる成分が胃の中で消化され血液を介して全身に循環し肺を経由して吐き出されます。

 

上記の③・④は、時間の経過と共に減少していきます。

問題となるのは、病気によって発生する口臭です。

口腔内の病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気などが口臭と関連していると考えられていますが、口の中の原因が口臭全体の90%以上を占めています。

口臭が気になったら、まずは歯科医院で相談されるといいでしょう。