みなさんこんにちは。保育士の髙橋です。
暦の上ではそろそろ立春🌷を迎えますがまだまだ寒さの厳しい日々が続きますね…❄️
今回はこれからの時期、子どもがかかりやすい病気についていくつかあげてみました。
① 溶連菌感染症
溶連菌という細菌が喉に感染することで発症する病気です。合併症を引き起こすこともあるため、早めの治療とケアが大切です。
〜症状〜
溶連菌感染症の特徴的な症状は下記のとおりです。
- 急な高熱
- 喉の痛み、腫れ、赤み
- 舌にイチゴのようなぶつぶつができる(いちご舌)
次第に下記のような症状が現れることもあります。
- 吐き気、嘔吐
- 腹痛
- 頭痛
- 筋肉痛、関節痛
- 全身の赤い発疹
- 耳の痛み(中耳炎)
まれに下記のような合併症が引き起こされることもあります。
- 急性腎炎
- リウマチ熱
- 紫斑病
〜潜伏期間〜
約2〜5日間
〜感染経路〜
患者の咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、菌がついた手で触ったおもちゃなどを介して感染する「接触感染」で感染します。感染力が強く、保育園や兄弟間で感染が広がりやすい傾向にあります。抗菌薬を飲むと24時間で感染力がなくなります。
〜予防方法〜
手洗い、うがい、マスクの着用といった基本的な感染症対策が大切です。
〜治療方法〜
抗菌薬を服用します。薬を飲むと1〜2日程度で熱が下がりますが、合併症や続発症の予防のために、症状がおさまっても最後までしっかり飲み切る必要があります。
② 風疹
風疹ウイルスによって発症する感染症です。麻しんに似ていて、3日程度で治ることが多いことから「三日はしか」とも呼ばれます。妊娠中に感染するとお腹の赤ちゃんに影響が出ることがあるため、妊娠中のママがいる・妊娠を考えている家庭やは特に注意が必要です。
〜症状〜
- 38度前後の発熱
- 咳、鼻水
- 小さな発疹(顔から全身に広がる)
- 首や耳のリンパ節の腫れ、痛み
子どもは比較的症状が軽く、熱も数日でさがりますが、まれに下記の合併症が起こることもあります。
- 血小板減少性紫斑病
- 脳炎
〜潜伏期間〜
4〜21日
〜感染経路〜
患者の咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、菌がついた手で触ったおもちゃなどを介して感染する「接触感染」で感染します。
〜予防方法〜
予防接種が最も効果的な予防方法です。定期接種で受けることができ、2回の接種が推奨されています。
〜治療方法〜
特効薬がなく、対症療法を行います。安静にして、しっかり水分補給をさせましょう。
③ 水ぼうそう
水ぼうそうは、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。正式名称は「水痘」といいます。1年中いつでもかかることがある病気ですが、特に冬〜春頃に流行しやすい傾向にあります。
〜症状〜
水ぼうそうの代表的な症状は、水ぶくれを伴う赤い発疹です。発疹は全身に広がり、かゆみを伴います。発疹がでる数日前から軽い発熱や倦怠感が現れることもあります。
免疫不全などの病気を持っていると、まれに水痘肺炎を合併することがあります。
〜潜伏期間〜
2〜3週間
〜感染経路〜
水ぼうそうは非常に感染力が高い病気です。ウイルスが含まれる飛沫を吸い込む空気感染や飛沫感染、ウイルスが含まれる皮膚の発疹に触れた手を介して感染する接触感染で感染が広がります。
〜予防方法〜
水ぼうそうの予防には、ワクチンの摂取が効果的です。定期接種として、2回の接種が推奨されています。
〜治療方法〜
治療には抗ウイルス薬が使用されますが、健康的な子どもであれば抗ウイルス薬を服用しなくても自然と治ることがほとんどです。ただし免疫不全などの持病を持っていると重症化することもあるので、早めに薬を服用することが大切です。発疹のかゆみが強いときは、塗り薬を使うこともあります。
キッズドクター参照
全国的にもインフルエンザや胃腸炎が流行っているようです。みなさんも体調管理には充分気をつけてお過ごしくださいね🍀
