こんにちは😊
歯科医師の福本です。
もう、今年も終わりですね。みなさんはどんな一年でしたか?
私事ですが、10月11月と体調を崩しほぼ2ヶ月間仕事をお休みさせていただきました。患者さんの皆様には、予約や担当医の急な変更などにご了承いただき、本当にありがとうございました。🥺まだ、完全復活とはいきませんが、徐々に正常勤務に戻れるように調整していく予定です。
1ヶ月入院していたのですが、入院患者さん達のほとんどが、全身疾患をもつ方の歯科受診の大切さを知りませんでした。
そこで今回は、みなさんに全身疾患に関連した歯科受診🦷の大切さをお話ししたいと思います。
近年、大きな病院🏥では一定の手術に対して、手術前の歯科受診🦷が必須になっていることがほとんどです。これは、口の中に病巣や細菌が多く存在すると手術後の予後が悪くなることがわかっているためです。手術前に徹底的に口の中を綺麗にすることで、細菌の量を減らし、手術後の感染率を下げることで入院期間が短くなったという報告もあります。
また治療によっては、口の中の汚れだけでなく大きなむし歯や、歯の根っこの病巣、歯周病を治すことも必要になってきます。病気の治療で免疫力が下がると、口の中の小さな病巣でも悪化することがあり細菌が血管を通って全身に運ばれてしまうからです。
また、入院や手術をしない場合でも以下のような病気と歯周病が関連しています。
1️⃣心筋梗塞、脳梗塞🫀🧠
2️⃣糖尿病
3️⃣早産、低出生体重児🤰🏻
4️⃣認知症👴🏻👵🏻
5️⃣関節リウマチ🫴🏻🦵🏻
6️⃣慢性腎臓病
7️⃣誤嚥性肺炎
1️⃣心筋梗塞、脳梗塞
歯周病菌や歯周病の炎症物質が血管に入ることで動脈硬化を促進しすることで、梗塞が生じます。
2️⃣糖尿病
歯周病があると糖尿病を悪化させ、逆に糖尿病の方は歯周病を悪化させるという、両方向の関係があります。
3️⃣早産、低出生体重児
歯周病の炎症物質が子宮収縮を促進します。
4️⃣認知症
歯周病菌が、脳から検出されています。
5️⃣関節リウマチ
歯周病菌が自己免疫反応を引き起こすことで、リウマチの悪化に関係しています。
6️⃣慢性腎臓病
歯周病菌と歯周病の炎症が、関連していると言われています。
7️⃣誤嚥性肺炎
体力や筋力が落ちた高齢者で、口の中の細菌が誤嚥により肺に入ることで肺炎を起こします。
このように、日頃から歯科健診を定期的に受けることで常に口の中を綺麗に保つことは、とても大切です。
口の中の細菌をゼロにすることはできません。毎日の自宅でのホームケアと定期的な歯科医院でのクリーニングで、少しでも菌数を減らすことが、全身の健康にも繋がります!