タバコと歯周病の関連性

こんにちは!歯科医師の高橋(寿)です。

いつも当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

今年もあと僅かとなりました。皆さんは今年はどんな1年でしたか?

私は新たな職場、初めての海外旅行と新鮮な体験ばかりの年でした!来年はそれを踏まえて飛躍させていく一年にできたらと思っています。

さて今回は、「歯周病と喫煙の深い関係」についてお話しします。

喫煙は歯周病の大きなリスク因子です。

歯周病は、歯を支えている骨や歯ぐきが徐々に破壊されていく病気です。

実はこの歯周病、喫煙している方は、非喫煙者に比べて発症リスクが数倍高いことがわかっています。

その理由は、タバコに含まれる有害物質が口の中にさまざまな悪影響を及ぼすからです。

喫煙が歯ぐきに与える影響

喫煙によって起こる主な影響は以下の通りです。

  • 血流が悪くなる
    ニコチンの作用で歯ぐきの血管が収縮し、酸素や栄養が届きにくくなります。
  • 免疫力の低下
    細菌と戦う力が弱まり、歯周病菌が増えやすくなります。
  • 炎症のサインに気づきにくい
    血流が悪いことで、歯ぐきの腫れや出血が起こりにくくなり、
    「気づいたときには進行している」ケースが多くなります。

歯周病が進行すると何が起こるのか

歯周病が進行すると、歯を支えている骨が少しずつ溶かされていきます。

骨が減ってしまうと、歯をしっかり支えることができなくなり、

  • 歯が揺れてくる
  • 噛みにくくなる
  • 最終的には歯が抜けてしまう

といった状態に進んでしまうことがあります。

特に喫煙している方は、炎症のサインに気づきにくいため、

気づいたときには骨の吸収がかなり進んでいるケースも少なくありません。

治療効果も下がってしまいます

喫煙は、歯周病の治療中・治療後にも影響します。

  • 歯周病治療の効果が出にくい
  • 治っても再発しやすい
  • 歯周外科治療やインプラントの成功率が下がる

つまり、同じ治療をしていても、喫煙しているかどうかで結果が変わってしまうのです。

禁煙は、歯ぐきにも良い変化をもたらします

「長年吸っているから、今さらやめても…」と思われる方も少なくありません。

しかし、禁煙をすると

  • 歯ぐきの血流が改善する
  • 炎症が落ち着きやすくなる
  • 歯周病の進行を抑えられる

など、口の中にも確実に良い変化が現れます。

歯周病治療をきっかけに禁煙される方も多くいらっしゃいます。

まとめ

歯周病と喫煙は、非常に密接な関係があります。

歯をできるだけ長く健康に保つためには、

  • 定期的な歯科検診
  • 毎日のセルフケア
  • そして喫煙習慣の見直し

がとても大切です。

歯ぐきの腫れや出血、口臭など、少しでも気になることがありましたら、

どうぞお気軽に当院までご相談ください。

これからも皆さまのお口の健康を守る情報をお届けしていきます。