歯ぎしりの悪影響

こんにちは!歯科医師の高橋(寿)です!

11月も終わりに近づき、朝晩の冷え込みがぐっと厳しくなってきましたね。最近ではインフルエンザのA型が流行し、患者数は去年の40倍とのことです。体調を崩しやすい時期ですので、どうぞ温かくしてお過ごしください。

今回は歯ぎしりについてです。

「寝ている間に歯ぎしりをしているかもしれない」と言われたことはありませんか?

歯ぎしりは自覚しにくい習慣のため、気づかないうちにお口や顎へ大きな負担がかかっていることがあります。音が鳴らないタイプの歯ぎしりもあるため、無症状で進行しているケースも少なくありません。

今日は、代表的な悪影響をわかりやすくまとめました。

❌ 歯ぎしりが引き起こす主な悪影響

・歯がすり減る、欠ける、ヒビが入る

大きな力でこすり合わせるため、エナメル質が削れたり、歯が短く見えてしまうことがあります。

酷い場合は知覚過敏や、歯が欠ける原因にもなります。

・顎関節への負担が増える

顎の関節や筋肉に強い力がかかり、朝起きた時に「顎がだるい」「口が開けにくい」と感じることがあります。

・頭痛・肩こりの原因になる

噛む筋肉が緊張した状態が続くため、首や肩の筋肉まで影響し、慢性的なコリや頭痛につながることがあります。

・歯ぐきが下がる・歯が揺れやすくなる

強い力が歯を支える骨にまで伝わるため、歯周病が進行しやすくなったり、歯がグラつくこともあります。

・詰め物や被せ物が壊れやすい

セラミックや金属でも、過剰な負担が続くと割れたり外れたりすることがあります。

治療した歯ほど注意が必要です。

📌 歯ぎしりの対策にはマウスピースが効果的

睡眠中の歯ぎしりによる負担を減らす方法として、

「ナイトガード(就寝時用のマウスピース)」がとても有効です。

・歯へのダメージを軽減できる

・顎関節の負担を減らせる

・被せ物や詰め物を守ることができる

保険適用で作れる場合もありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

✨まとめ

歯ぎしりは、

「気づきにくい」

「音がしないタイプもある」

「放置すると歯・顎・筋肉など広範囲に悪影響」

という特徴があります。

朝起きて顎が疲れている、歯がしみる、歯が欠けたことがある…など、少しでも心当たりがあれば早めのチェックがおすすめです。

医院で状態を確認し、必要に応じて対策をご提案いたしますので、いつでもご相談ください。