歯がしみるのはなぜ?~原因と危険度チェック~

こんにちは!かさはら歯科医院の相原です☀️

落ち葉がカサカサと音を立て、秋の終わりと冬の足音を感じる11月の始まりです🍁

日中は穏やかな小春日和でも、朝晩の冷え込みは厳しいですね。皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?

寒暖差の大きいこの時期、温かい食べ物が恋しくなります。今回は、そんな季節にぴったりのテーマでお届けします!

皆さんは歯が染みる症状が出たことはありますか?
冷たいものが染みる…温かいものが染みる…噛むとしみる…色々な症状がありますよね。

実はしみる症状から、今の歯の状態を判断する材料になることあります。
今回はそんな内容をお話ししていきます。

 

 

🌟歯がしみるメカニズム🌟

刺激が神経に届くので歯の表面は、硬いエナメル質で守られています。その内側には、神経(歯髄)につながる無数の細い管(象牙細管)を持つ象牙質があります。

通常はエナメル質や歯肉がガードしていますが、何らかの原因で象牙質が露出すると、象牙細管という管を通じて刺激がダイレクトに歯の神経に伝わり、「しみる」という痛みを感じます。

 

 

🌟「冷たいもの」と「熱いもの」がしみる原因の違い🌟

‼️冷たいものがしみる‼️

①知覚過敏:歯茎下がり、歯磨き圧、歯ぎしななどで象牙質が露出。刺激が神経に届く。
【危険度:低〜中】

②軽度〜中度の虫歯:虫歯がエナメル質を溶かし、象牙質に到達。
【危険度:中】

 

‼️熱いものがしみる‼️

③進行した虫歯 (歯髄炎):虫歯菌が神経(歯髄)にまで到達し、神経が炎症(歯髄炎)を起こしている。
【危険度:高】

④ 歯の根の先に膿:過去の治療などで根の先に炎症や膿がある。
【危険度:高】

 

🌟危険度レベル分け🌟 \症状で分かる緊急度/
痛みの種類や持続時間によって、原因となっている病気の進行度が分かります。

🍀︎レベル1(要注意)
➡️冷たいものが一瞬キーンとしみる(刺激がなくなれば治まる)

💭考えられる原因
知覚過敏、ごく初期の虫歯、歯周病による歯茎下がり

🦷必要な処置
歯ブラシの磨き方の改善(持ち方、力加減、口腔内に合った歯ブラシの選択)、知覚過敏用薬剤塗布・コーティング

 

🍀︎レベル2(要受診)
➡️冷たいものや甘いものが数秒しみる(刺がなくなっても少し痛みが残る)

💭考えられる要因
中度の虫歯(象牙質まで進行)、進行した知覚過敏

🦷必要な処置
虫歯治療(削って詰める)、生活習慣の見直し

 

🍀︎レベル3(緊急)
➡️温かいもの・熱いものがしみる/何もしなくてもズキズキ痛い/痛みが数分以上続く

💭考えられる要因
歯髄炎(神経の重度の炎症)、根尖病変

🦷必要な処置
根管治療(神経を取る処置)など、専門的な治療

 

🫧ポイントまとめ🫧

・冷たいものは「象牙質の露出」、熱いものは「神経の炎症」を強く疑う。

・ 特に「熱いものがしみる」、「ズキズキと痛みが続く」場合は、神経が不可逆的な炎症(歯髄炎)を起こしている可能性が高く、根管治療が必要になる重症のサインである。

・知覚過敏は虫歯とは異なり、適切なケア (歯磨き指導や薬剤塗布)で症状が改善することが多い。

自己判断は難しいため、しみる症状が出たら、原因を特定するために早めに歯科医院を受診することが大切です❕