補助器具について

みなさん、こんにちは☀️歯科衛生士の三上です☺︎
季節は夏🌻からすっかり秋🍂になってきましたね!まだ少し残暑はあるものの、前よりも涼しくなってきたと思います!

今回は【補助器具】についてお話していきます!
『補助器具』は基本的には、歯ブラシ以外の清掃道具を指します。
フロス、糸ようじ、歯間ブラシ、マウスウォッシュ…などなどさまざまありますね!

①フロス

→用途は歯と歯の間の清掃で、フロスは糸のみで、指に巻き付けて使うタイプのものです。
フロスは使い慣れるまで、「使いづらい」とおっしゃる方がとても多いですが、糸が歯の形に沿わせられる分、使い慣れてくると糸ようじよりもプラークの除去率は高いです!

②糸ようじ

→用途は同じく歯と歯の間の清掃で、糸少し+ホルダー(持ち手が付いている)タイプのものです。
F字タイプのもの(糸が縦に付いている)と、Y字タイプのもの(糸が横に付いている)がありますが、糸が横に付いてある方が奥歯にも入れやすいので、糸ようじでオススメなのはY字タイプのものです!
フロスが上手く使えなくて苦手…と言う方にオススメですが、歯と歯の間に入れてから、抜くには上に引っ張るしか無いので被せ物が入っている歯と歯の間に使う時には注意が必要です⚠️

③歯間ブラシ

→用途は同じく歯と歯の間の清掃ですが、先端がワイヤーで周りに小さい毛がたくさん付いています。歯間ブラシは、歯と歯の間が少し広い方にオススメです!

ゴムタイプのものもありますが、ゴムタイプだと食べカスは落ちても、プラークは落とせないのでワイヤータイプのものがオススメです!(プラーク=食べカスではありません!)
I字タイプ(真っ直ぐのもの)と、L字タイプ(曲がっているもの)がありますが、奥歯にも入れやすいL字タイプのものがオススメです!

④ワンタフトブラシ


→先端が三角になっている小さい歯ブラシです。
叢生部(歯が重なって生えている部分)、親知らず(1番奥の歯なので歯ブラシが届きづらく、むし歯になりやすい部分です!)、また上手く磨きづらい部分にピンポイントで当てられるのでオススメです!

⑤マウスウォッシュ


→洗口液です。基本的には歯ブラシ後に使用します。殺菌効果としてアルコールが入っている場合もありますが、アルコールはお口の乾燥を引き起こすので、ノンアルコールタイプがオススメです!
注意が必要⚠️なのですが、マウスウォッシュではプラークは落とせないので、マウスウォシュ単体で使うよりは歯ブラシ後の使用がスタンダードです!

基本的な補助器具についてお話しましたが、歯科用品はさまざまあるので、もっと色々あると思います!
ですが、特に歯と歯の間を清掃する器具については、補助器具と言う名前でありますが、歯ブラシと同じくらい使用してもらう必要があります!

歯ブラシで落とせる汚れは全体の”60%”と言われています、半分近い”40%”は実は歯と歯の間に残っていると言われているので、歯ブラシを色んな角度で当ててキレイに磨けたとしても歯と歯の間にはほぼ届いていないのです😱

また歯並びによっても歯ブラシでは上手く磨きづらいところもあるので、補助器具を使って行く必要があります!

ここまで読んで頂きありがとうございました🫡