大人の異常嚥下癖

こんにちは😊

歯科医師の福本です。

 みなさん、夏休みはどう過ごされましたか?家でゆっくり派、実家に帰る派、旅行派など、楽しく過ごせたでしょうか?

 私は、今年も青葉会の先生達数名で、ニューオリンズでのセミナーに参加してきました。セミナーはとても勉強になり、今後の診療にも役立つ内容でした☺️

 去年も参加したのですが、セミナーだけ受けてとんぼ返りだったので、今年は1日前乗りさせていただいてニューオリンズを観光してきました!

 伝統あるジャズホールでジャズを聴いたり、プランテーションやワニ🐊がみられるボートツアーに参加したり、ディズニーランドのモデルになった蒸気船に乗ったりと、とても充実した旅になりました☺️

 さて、今月のお話は、先月に引き続き【異常嚥下癖】についてです。先月は主に子どもについてお話ししましたが、今回は大人の【異常嚥下癖】についてお話しします。

 【異常嚥下癖】と言っても、みなさん全くピンとこないかもしれませんが、実は気づいていないだけで、この癖がある方は結構いるのです。

 

 次の項目に心当たりはありませんか?

1️⃣前歯に隙間がある

2️⃣年齢が上がってきたら、前歯が出っ歯になってきた気がする

3️⃣前歯でうどんが噛みきれない(開咬)

4️⃣上の前歯の根が短い

以上のうちどれかが当てはまる場合、【異常嚥下癖】の可能性が高いです。

さらに、細かくみていきましょう。

4️⃣「いー」の口をしたまま、口を閉じずに唾液を飲み込んだ時に、舌で前歯を押している

5️⃣鏡を見てタ行の発音をした時に、舌が前歯を押したり上下の歯の間に挟まれている

このどちらかがある方は、かなりの確率で【異常嚥下癖】と思われます。

 50年以上生きてきて、初めて知ったという方もちょくちょくいらっしゃいます。つまりこの癖と、前歯のすきっ歯や出っ歯などが深く関係していたことを初めて知ったのです。

《異常嚥下癖の悪影響》

●すきっ歯、出っ歯

 歯周病のかたは、特にすきっ歯や出っ歯が悪化します。

●歯周病の悪化

 常に歯が押されているため、歯周病が悪化しやすい方もいます

●はっきりしない発音がある

●矯正で歯並びを治しても、後戻りしやすい

など

《異常嚥下癖の治療》

●安静時の舌の位置(スポット)の練習

●舌をスポットと上あごにつけて飲み込む練習

などがあり、いくつかの練習方法があります。

 18歳までは、保険で口腔機能訓練ができますが、成人では異常嚥下癖に対する保険治療はありません。

 徹底的に治したいという方に対して、かさはら歯科では自費での治療が可能です。月一回ずつ来院し、半年前後で正しい嚥下方法をマスターするものです。

 異常嚥下癖に関して気になる場合は、お気軽にご相談ください。