みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の田口です🍃
今年の5月は、ここ数年の中で気温の上がり方が穏やかに感じました。
5月は暦でいうと、立夏を迎えて夏に突入する季節。
旬のアスパラガスは、体にこもった余分な熱を冷まし、必要な潤いは残して余剰な水分を排出するという素晴らしい食材。
口の渇きが気になるときも良いようです。
消化器系の働きを促し、食欲を高めます。
穂先に含まれるアスパラギン酸には、疲れを癒す効果もあり、何かとストレスの多いこの時期におすすめの食材です。
今年は家庭菜園を再開してたのしんでいます🥬(アスパラは植えてませんが。笑)
この時期に出回る新茶も、イライラを鎮め、暑い時の頭痛を落ち着かせる効果があるんだとか。漢方や東洋医学の知識をお借りすると、
その季節が少し楽しく乗り切れそうな気がします!
さて。
歯を失うリスクは、高齢になってから増えるものだと考えていませんか?
歯周病の目安である歯周ポケットの深さが4ミリ以上を持つ人の割合(歯科疾患実態調査)をみていくと、
30代から急増し、45歳以降からは5割を超えています。
つまり「40代以降の2人に1人は歯周病に罹っている」と考えられています。
歯周病と全身疾患との関わりについては、様々なメディアで取り上げられておりますが、糖尿病や動脈硬化、虚血性心疾患、脳卒中、認知症、低体重児の出産など。
もちろん、これら疾患に加えて「癌の原因にもなる」ことが研究で明らかになってきています。(歯周病菌フソバクテリウムの関与)
歯周ポケット内にいる歯周病菌が、炎症を起こし出血する歯肉の毛細血管に入り込みます。
他の疾患についても同様に…歯周病と全身疾患をつなぐもの、それは血流です。
歯周病菌、細菌由来の毒素、炎症性サイトカインなどが血流に乗って全身に運ばれ、これらが血管壁や、他の臓器で悪さをしてしまうのです。
患者さんにお話することが多いのですが、
「口の中を綺麗に保ってほしい〜とか、もちろんそれも大切ですが、歯肉の慢性的な炎症を放っておくと全身的に良くありません。歯周病菌は口の中にだけに止まっていてくれないのです。ですから細菌を取り除くためのセルフケア方法と、メインテナンス(1〜3ヶ月)が必要です」
と。
歯周病は、口だけの問題ではないのです!
歯周病は、自覚症状がないケースが多く、痛みもなければ緊急性を感じていらっしゃらない方が多いのも実際です。
しかし、歯周病は放っておけば、進行し続ける病気です。
逆に言えば、しっかりメインテナンスすれば、全身疾患の予防にもなるという事です。
がん保険や、三大疾病の生命保険に加入されている方も多いかと思います。
病気になってからの備えだけでなく、
根本的に予防するために毎月の口腔ケアにお金をかけることの有効性も考えてみていただきたいです。
また例えば子育て中の方は、お子さんの仕上げ磨きの際にデンタルフロスもお使いいただくことをおすすめします。
歯間清掃をしてあげるだけでなく、お子さんにその「習慣」をプレゼントする事が出来るからです。
将来の健康は、
「今のケア」「予防する選択」にかかっています🦷