こんにちは!
かさはら歯科医院歯科衛生士の佐藤です!
5月になりましたね🌸ゴールデンウィークはどうでしたか?5月も楽しんでいきましょう!✨
今回は、歯ぎしりについて、お話していきたいと思います!
歯ぎしり(ブラキシズム)は、多くの人々に見られる習慣であり、ストレスや不安、歯の不正咬合などが原因で発生します。
睡眠中に無意識に行われることが多く、周囲の人に聞かれることもありますが、自分自身が気づくことは少ないため、放置されがちです。
しかし、歯ぎしりは歯や顎に悪影響を及ぼす可能性があるため、対処法を知ることは非常に重要です。歯ぎしりの原因とその対処法について詳しく解説します。
(歯ぎしりの原因)
1. ストレスと不安: 心理的なストレスや不安が歯ぎしりの主な原因の一つです。仕事や人間関係の悩み、生活の変化などが影響します。
2. 不正咬合: 歯の位置や噛み合わせが悪いと、顎が正しい位置で閉じることができず、無意識に歯ぎしりをしてしまうことがあります。
3. 生活習慣: カフェインやアルコールの摂取、喫煙などの習慣も歯ぎしりを助長する要因です。
4. 睡眠障害: 睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害も、歯ぎしりを引き起こすことがあります。
(歯ぎしりの影響)
歯ぎしりは、歯や顎にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。主な影響としては以下のようなものがあります。
①歯の摩耗:歯ぎしりによって歯のエナメル質が摩耗し、むし歯や知覚過敏のリスクが高まります。
②顎関節症: 顎の筋肉が過度に緊張することで、顎関節に負担がかかり、痛みや開口障害を引き起こすことがあります。
③頭痛や肩こり: 歯ぎしりによる筋肉の緊張は、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
(歯ぎしりの対処法)
1. ストレス管理: ストレスが歯ぎしりの一因となるため、リラクゼーション法や趣味の時間を持つことでストレスを軽減することが大切です。ヨガや瞑想、深呼吸などの方法が有効です。
2. 適切な噛み合わせの確認: 歯科医と相談し、自分の噛み合わせが適切かどうかを確認しましょう。不正咬合が原因であれば、歯科矯正や噛み合わせの調整が必要です。
3. マウスガードの使用: 睡眠中に歯ぎしりをする場合、マウスガードを使用することで歯を保護することができます。歯科医によってカスタムメイドされたものが最も効果的です。
4. 生活習慣の見直し: カフェインやアルコールの摂取を控えることが重要です。また、就寝前のリラックスタイムを設けることで、より良い睡眠環境を作ることができます。
5. 枕の高さ:枕の高さが高いと、歯を食いしばりやすくなるので、高さを調整すると良いです、
6上下の歯を合わせないようにする:何か集中していたり、力仕事のときに、無意識に食いしばりがちです。日頃から意識的に上下の歯を合わせないようにしましょう!
(まとめ)
歯ぎしりは、多くの人が悩む問題ですが、適切な対処法を知っておくことで、その影響を軽減することが可能です。日常生活でのストレス管理や適切な噛み合わせの確認、マウスガードの使用など、さまざまな対策を講じることが大切です。もし自分自身で対処が難しいときは、ご相談くださいね!