春に流行しやすい子どもの感染症②

こんにちは!
保育士の小野です😊
皆さんはゴールデンウィークにお出かけされましたか?
私は娘と一緒に仙台農業園芸センターに遊びに行ってきました!
ネモフィラが丁度見頃で、娘も私も大はしゃぎ😆✨
自然を愛でることでとても良いリフレッシュの時間になりました🍀

 

さて、今回のブログでは春に流行しやすい感染症の続きをお伝えしたいと思います🤧
新生活も1ヶ月経ち、様々なことに慣れてきた頃かと思いますが、同時に疲れが溜まってくる時期でもあります😱
このブログをお読み頂くことで、引き続き感染症対策のきっかけになりましたら嬉しいです🍀

①おたふく風邪
 ムンプスウイルスというウイルスによって引き起こされる病気です。特に4歳以下の子どもがかかりやすく、保育園や幼稚園で感染が広がりやすい傾向にあります。

症状
 おたふく風邪の主な症状は、耳の下(耳下腺)やあごの下(顎下腺)の腫れです。顔の左右両側が腫れることが多いですが、片側だけ腫れることもあります。腫れには痛みを伴うこともあります。
 
おたふく風邪は風邪の一種なので、下記のような風邪の諸症状が出ることもあります。
・発熱
・頭痛
・咳 
・喉の痛み

まれに下記の合併症が引き起こされることもあります。
・無菌性髄膜炎
・睾丸炎
・卵巣炎
・難聴
・膵炎

潜伏期間
 2~3週間

感染経路
 ムンプスウイルスは感染力が比較的強いウイルスです。患者の咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、ウイルスがついた手で触ったおもちゃなどを介して感染する「接触感染」で感染します。

予防方法
 手洗いやマスクの着用など、風邪を予防するための基本的な感染症対策を行いましょう。任意接種なので自己判断になりますが、ムンプスウイルスのワクチンを接種することも効果的です。

治療方法
 おたふく風邪には特効薬がないので、基本的には対症療法を行います。水分をしっかり摂りながら安静にして、自然と回復するのを待ちます。


②ヒトメタニューモウイルス感染症
 ヒトメタニューモウイルスは、2001年に発見された比較的新しいウイルスです。RSウイルスと似ていて、気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こします。10歳までにほぼ全員が感染するといわれています。

症状
・発熱
・咳
・鼻水
・頭痛
・下痢、嘔吐

悪化して気管支炎や肺炎になると、下記のような症状が現れることもあります。特に気管支喘息 を持っている子どもは重症化しやすく、注意が必要です。
・高熱
・喘鳴(ゼーゼー、ヒュじゅうしーヒューという音の呼吸)
・呼吸困難

潜伏期間
 3〜6日

感染経路
 患者の咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むことで感染する「飛沫感染」と、ウイルスがついた手で触ったおもちゃなどを介して感染する「接触感染」で感染します。

予防方法
 ヒトメタニューモウイルスには有効なワクチンがありません。手洗いやマスクの着用など、日頃から基本的な感染症対策を行うことが大切です。

治療方法
 有効な特効薬がないので、基本的には対症療法を行います。水分補給をしっかりしながら安静にしましょう。重症化して細菌による合併症が引き起こされているときは、抗菌薬を使うこともあります。


③りんご病
 「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによって引き起こされる病気で、正式名称は「伝染性紅斑」といいます。

症状
 両頬にりんごのように赤い発疹が現れるのが、りんご病の大きな特徴です。この発疹は腕や足にも広がります。発疹が出る頃にはほとんど治りかけで、発疹の前に次のような症状が出ることがあります。
・咳、鼻水、頭痛といった風邪症状
・軽い発熱
・筋肉痛、関節痛
・倦怠感

潜伏期間
 10〜20日

感染経路
 主に患者の咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込むこと「飛沫感染」で感染します。ただしりんご病特有の症状が出る頃には感染力がない状態なので、りんご病だとわかっても特に保育園や幼稚園への登園停止措置などはありません。

予防方法
 有効なワクチンがないので、手洗いやマスクの着用など基本的な感染症対策が大切です。

治療方法
 有効な特効薬がなく、対症療法を行います。ほとんどが軽い症状のまま、自然に治ります。



以上が春に流行しやすい感染症になります🤧
特にお子さんのいるご家庭では家族同士で感染することもあるかと思いますので、手洗い・うがい等の基本的な感染予防をしていけると良いですね🍀
連休明けからも健やかな日々になりますように😊

引用…キッズドクターマガジン