皆さん、こんにちは
歯科助手の小山です。
矯正治療に入る前に、必ず行うのが精密検査です。
現在のお口の状態を把握し、今後の治療方針を決めるうえで必要になっています。
症例によっては検査内容も多少変わることがありますが、大まかには以下の検査を行っています。
1 口腔内写真
口腔内の状態を視覚的に確認できる口腔内写真では歯の配置や咬合の状態を記録し、治療方針の決定だけでなく、治療の進捗、口腔内の変化を経時的に記録し比較していくことにも役立ちます。
2 顔貌写真
正面や横からの顔貌写真は、顔の対象性や治療による変化を評価し治療計画を作る際にも使用されます。
当院ではケースにより多少異なりますが、安静時、スマイル時の写真を正面から、安静時の真横、安静時の斜め45度から撮影しています。
3 歯の型どり
歯の形状や大きさ、位置を正確に把握するために使用します。
4レントゲン撮影
パノラマエックス線写真→ 口腔内全体を一枚のレントゲン写真にし、歯や骨の異常をおおまかに確認できる資料です。
歯の本数の過不足・歯根の形成と形態・歯根吸収の程度・歯根膜腔の拡大の有無・歯槽骨吸収の有無・後続永久歯の形成と萌出状況と萌出方向・むし歯の有無・歯根の平行性などが読み取れます。

側面頭部エックス線規格写真→90度真横から撮影するレントゲン写真です。側面セファログラムとも言います。噛み合わせや、顔の形を詳細に評価できるレントゲンです。また、セファログラムは世界共通の規格写真となっており同年代の平均的な顔立ちの人のデータと比べて評価することができます。矯正治療前の診断、矯正治療中、矯正治療終了後の確認など、同じ規格で撮影したレントゲンを比較しその変化を把握することが出来るので、矯正治療には欠かせないレントゲン写真となります。
上顎骨(じょうがくこつ)や下顎骨(かがくこつ)の前後的位置や、上下の歯の位置・傾斜などが読み取れます。
正面頭部エックス線規格写真→正面頭部エックス線規格写真は、顔の真正面から撮影するレントゲン写真です。正面セファログラムとも呼ばれています。
左右対称性・側方交叉咬合・鼻気道閉鎖、鼻中隔湾曲・上下顎骨幅径のバランス・歯列弓幅径のバランスなどが読み取れます。
また、マウスピース矯正希望の場合には
口腔内スキャナーにて、口腔内を撮影していきます。
口腔内スキャナーとは、口腔内の様子を小型カメラで撮影して立体画像化し、モニター上に映し出す装置のことです。
こうしたレーザーの光を使った型取りは、光学印象とも呼ばれます。
モニター上に映し出された口腔内の画像はさまざまな角度から確認できますし、拡大もできるため、細部の様子をより詳しく把握できます。
今回は、矯正治療開始前の検査についてお伝えしました。
ご不明点がありましたらお気軽にドクター、スタッフへお声がけください。