むし歯になりにくい食べ物

みなさんこんにちは!歯科助手の小田桐です🌷

今回はむし歯の原因、むし歯になりにくい食べ物についてご紹介していきます🗣️

【むし歯の原因】

健康な歯がむし歯になってしまう背景には、さまざまな原因があります。

なかでも、以下の4つの要素はとくに大きな影響があるといわれています。

質(歯と宿主)
細菌(微生物)
糖分(基質)
時間

質・細菌・糖分の3要素が重なり、時間が経過することでむし歯になる可能性がぐっと高くなります。

【子どものむし歯の特徴】

乳歯は1〜3歳までに、永久歯は9〜16歳までに石灰化が完了します。

石灰化していない歯は柔らかくむし歯になりやすいため、より入念なむし歯予防が求められます。

乳歯がむし歯になる原因は、主に睡眠前の授乳や糖分の入った飲料などです。

また、歯磨きやフッ化物配合歯磨剤の開始時期の遅れも影響するため、早めに取り入れるようにしましょう。

永久歯がむし歯になる原因の代表例は、歯磨き時の磨き残しです。

とくに正しい磨き方を習得できていないと、糖分の摂取量に関係なく、奥歯の溝の部分などにむし歯ができやすくなります。

【大人のむし歯の特徴】

大人になると、むし歯より歯周病に悩まされる方が増えてきますが、実際には成人の9割以上がむし歯の経験があるといわれています。

子どものむし歯と同様、磨き残しによるむし歯はもちろん、歯周病の進行によって露出した歯根や、歯の詰め物の内側にむし歯ができるケースなども増加します。

歯周病は歯ぎしりなどの癖やストレスによっても重症化するため、毎日のブラッシングに加え、食生活や生活習慣を整えることも歯の健康を保つうえで重要なポイントです。

 

 

 

 

 

【むし歯になりやすい食べ物】

歯にくっつきやすいもの

・キャラメル
・チューイングキャンディー
・糖分を多く含むガム

糖分が多いもの

・チョコレート
・クッキー
・キャンディー
・ジュースなどの飲料

口のなかに長時間残るもの

・キャンディー
・ガム

酸性のもの
・レモン
・炭酸飲料

【むし歯になりにくい食べ物】

歯にくっつきにくいもの
・せんべい
・ナッツ
・野菜チップス

糖分が少ないもの
・砂糖不使用のビスケット
・イワシ、カツオなどの青魚
・チーズ類

口のなかに長時間残りにくいもの
・プリン
・ヨーグルト
・ゼリー

食物繊維が多いもの
・野菜類(さつまいも・ごぼう・キャベツなど)
・豆類(ひよこ豆・大豆・小豆など)
・海藻類(わかめ・のり・昆布など)

 

自覚症状の少ないむし歯は、気づいたときにはすでに重症化していることも多く、歯を健康に保つにはむし歯の予防がとても重要です!

セルフケアも大切ですが、歯科医院でのむし歯や歯周病予防のメンテナンスを定期的に受けていただくことがおすすめです🪥