歯みがき粉について〜6月〜

皆さんこんにちは✨歯科衛生士の井上です✨

6月は、毎年開催されている『歯と口の健康週間』があります。この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的としてます。

そこで今回は【歯みがき粉】についてお話していこうと思います。

なぜ、歯みがき粉?って思われてる方はいると思うのですが、歯ブラシする時、歯みがき粉を好んで使う人が多いかと思いますが歯の汚れは歯ブラシで十分に除去できます。歯みがき粉を使わなければキレイにならないわけではありません。逆に歯みがき粉を使うと、その味や香り、清涼感から十分に磨いたと思いがちなので注意が必要です。

そして、歯みがき粉をつけすぎると口の中が泡だらけになってうがいの頻度が増えて、高齢者の方はむせや誤嚥の原因になることがありますのでしっかり歯みがき粉について知り、良い使い方や見方をすることによってより良く歯周病やむし歯予防になります。

さて、歯みがき粉は歯磨剤と言われて、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で化粧品と医薬部外品、医薬品と3種目に分けられています。

●化粧品

基本成分だけで構成されており、個人で購入可能でステイン(着色)除去や清涼感などの効果が得られます。使用感、味、香りなど使う人の好みです。

●医薬部外品

基本成分と薬用成分が含まれ、個人で購入でき歯周病予防やむし歯予防、口臭予防などにゆるやかな効果をもちます。口腔状態と目的に合わせて選びましょう。

●医薬品

治療効果が明確に認められたもので、歯科で用いられる研磨ペースト、フッ化物などがあります。歯磨剤として一般に購入出来ないやつになります。

先ほど出た基本成分と薬用成分についてです。

基本成分は、研磨剤、清掃助剤、発泡剤、香味剤、清涼剤、湿潤剤、粘結剤、保存剤、着色剤です。

基本成分で注意⚠️したいのが“研磨剤”です。

研磨剤は強い力で磨くと、歯が削れたり、歯肉が傷ついたりしますので研磨剤入っている歯磨剤で磨く時は注意しましょう。

薬用成分は、むし歯目的では殺菌剤、歯質強化剤、歯垢分解剤などがオススメで歯周病予防には殺菌剤、消炎剤、血行促進剤、止血剤、収斂剤、細胞賦活剤など配合されてることがあるので今後歯みがき粉を購入する場合は、裏の成分をみてみましょう。