災害に備えましょう!!〜3月〜

皆さんこんにちは✨歯科衛生士の井上です。

3月11日の東日本大震災から12年ですね。

皆さんは、あの時どう過ごされてましたか?

私は、他の歯科医院で勤務しており急に電気が消えパソコンが切れ、治療が出来ない状態でしたので少し落ち着いた後に患者さんには帰ってもらい、私たちも帰宅することになりました。

当時、私は職場まで電車できており電車は動かず歩きで地元まで帰りましたが、波がひいておらず家に帰ることが出来ず1週間母校の小学校で避難生活をしてました。

幸いなことに家族みな無事で良かったですが、家が床上浸水をしてお風呂や台所などが使えなく2階の部屋のみ住める状態でした。

避難所の人や知り合いの人に助けてもらってとてもありがたかったです。いつもの日常は絶対ではない。当たり前ではないことが身にしみました。

能登でも震災があり、大変な思いをした人がたくさんいらっしゃると思います。

今後も地震が各地であると予想されていますので備えはとても必要だと思います。

今回は、【災害に備えて口腔ケア用品の準備】についてお話していこうと思います。

災害で口腔ケア?と思われるかと思いますがとても大切です。

避難所で誤嚥性肺炎になって亡くなる方も多いのです。その影響は避難所生活で精神的なストレスや身体の免疫低下をし、さらに口腔清掃が出来ず不潔になっており菌が肺に入り、肺炎を起こしてしまうのです。

なので、口腔ケアは必須になってきます。

では、何を準備するのかみていきましょう。

●歯ブラシ

●清掃補助用具(フロス、歯間ブラシ)

→上の2つは普通に日常で使用してるのと同じのを準備しましょう。

●折りたためるシリコン製コップ

→持ち運びに便利です

→ペットボトルの支給がある場合でも、直接口をつけることをしなければペットボトル内の細菌感染が抑えることが出来るので、開封後の貴重な水を安全に保管出来ます。なのでマイコップが必要です。

●洗口液(マウスウオッシュ)

→歯みがき出来ない時に役にたちます。

●口腔ケア用ウエットティッシュ

→水がなくも汚れが拭き取れます

●液体ハミガキ(デンタルリンス)

→液体ハミガキは口に入れたらぶくぶくとすすいで吐き出した後にハミガキをします。

※入れ歯お持ちの人は、まずは寝ているところに入れ歯のケースを置いておきましょう。(蓋付きのケース)地震などきてもすぐにつけられます。蓋付きの方が落ちても割れたりする恐れが軽減出来ます。

洗面所においておくと物が倒れて洗面所に行けなかったり、忘れて避難所に行く人がいて避難所で物が食べられなかったりしますので注意しましょう。

以上のことを意識しながら、備えの1つに加えてみましょう。