こんにちは!
かさはら歯科医院歯科衛生士の佐藤です😊
そして、明けましておめでとうございます🎍🌅
今年もお口の中の健康のサポートができるように努めてまいります!
宜しくお願いいたします🐍✨
今回は「8020運動」についてお話ししていきたいと思います🦷
みなさんは8020運動という言葉を聞いたことがありますか?
8020運動は、「80歳で20本の自分の歯を残そう」という理念のもとに推進されている日本の歯科医療に関連する運動です。この運動は、1989年に日本歯科医師会によって始められ、歯の健康を維持することが、全体的な健康や生活の質の向上に寄与するという考え方に基づいています。8020運動は、特に高齢者に対して、自分の歯をできるだけ長く保つことの重要性を啓発しています。
⭐︎ 歯の健康と全身の健康
歯は食事をするために欠かせない器官であり、咀嚼を通じて栄養を摂取するために重要です。また、歯が健康であることは、消化や栄養吸収にも良い影響を与えます。さらに、近年の研究では、歯の健康が全身の健康に深く関わっていることが明らかになっています。例えば、歯周病は心臓病や糖尿病、さらには認知症などのリスクを高めることが示されています。そのため、8020運動は、単なる歯の本数にとどまらず、全身の健康を維持するための重要な要素といえます。
⭐︎8020運動の背景
日本では、戦後の食生活の変化や生活習慣の改善により、歯の健康状態は徐々に向上してきました。しかし、依然として多くの高齢者が入れ歯を使用している現状があります。このような背景から、8020運動は、歯を失うことのないようにするための啓発活動として始まりました。8020運動の目的は、高齢者が自分の歯で食事を楽しみ、健康的な生活を送るための手助けをすることです。
8020を目指すの具体的な取り組みとしては、定期的な歯科健診の推奨、正しいブラッシング方法の指導、食生活の改善、禁煙の促進などがあります。定期的な歯科健診は、むし歯や歯周病の早期発見につながり、治療が必要な場合でも早期に対応することができます。また、正しいブラッシング方法を学ぶことが大切です。
さらに、食生活の改善も重要です。口腔機能の低下を防ぐために、栄養バランスの取れた食事を心がけることも大切です!また、糖分の多い食事を控えることも、むし歯の予防に役立ちます。
高齢者が自分の歯を保ちながら健康な生活を送ることができるようになり、社会全体の健康水準の向上にも寄与しています。
8020運動は、単に80歳で20本の歯を残すことを目指すだけでなく、健康的で充実した生活を送るための大切な指針です。歯の健康を保つことは、全身の健康に直結しており、生活の質を向上させるための重要な要素です。私たち一人ひとりが8020運動の理念を理解し、実践することで、より健康で幸せな生活を送ることができるでしょう。
歯の健康を大切にし、8020の達成を目指しましょう🦷✨