みなさんこんにちは⛄️
かさはら歯科医院の鈴木(梨)です!今年も早いもので残り僅かとなりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか❔
私は先月、青森県に旅行にいきました🍎
空気が澄んでいて海鮮やりんごジュースなど青森ならではのグルメも堪能できてとても楽しかったです♩
皆さまも今の時期はインフルエンザや風邪も流行っておりますので、お身体にも気をつけてご自愛いただければと思います😌
さて今回は歯磨き粉の成分についておはなしをしていきたいと思います!
市販の歯磨き粉でも商品の裏には成分表の記載がございますので、成分表をみながら自分に合った歯磨き粉を見つけることができると幸いです!☺️
🦷知覚過敏に対して効く成分
①硝酸カリウム
②乳酸アルミニウム
知覚過敏は、象牙質という歯の質にある細い管の象牙細管を通して刺激が歯の神経伝わりしみる症状などが出ます。
その細い管を硝酸カリウムや乳酸アルミニウムで閉じることができ、しみる症状が改善します!
その成分が入っている歯磨き粉は
・シュミテクト
・クリニカPRO知覚過敏ケア
などになります!✨️
🦷歯周病予防に対して
①IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
②トラネキサム酸
③グリチルリチン酸
④酢酸トコフェノール
IPMPは殺菌作用、トラネキサム酸・グリチルリチン酸は抗炎症作用、酢酸トコフェノールは血行促進、免疫低下を防ぐ作用があります。
その成分が入っている歯磨き粉は、
・SPTジェル
・コンクールジェルコートF
などになります!✨️
🦷むし歯に対して
①フッ素(フッカ第一スズ、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム)
②キシリトール
フッ素は、歯の再石灰化作用・むし歯菌の働きを弱める作用・歯を強くする作用があります。
キシリトールは甘味料であり、むし歯菌の抑制効果と食事で酸性に傾いた口の中をアルカリ性に戻して中和する効果があります。
🦷キシリトールが入っている歯磨き粉は
・キシリデント
・check up(※子ども用の歯磨き粉になります。うがいができないお子さんにはジェルタイプも。)
フッ素配合しているものにはフッ素量がppmで書いてありますので確認してみてくださいね☺️!✨
また、1回の歯ブラシに使用する歯磨き粉の量にも大体の目安があります。
☆歯が生えてから2歳くらいまでは米粒程度(歯ブラシの1~2mm程度)フッ化物濃度は900~1000ppm
☆3~5歳くらいまではグリーンピース程度(歯ブラシの5mm程度)フッ化物濃度は900~1000ppm
☆6歳〜成人(高齢者を含む)は歯ブラシ全体(歯ブラシの1.5cm〜2cm程度)フッ化物濃度は1400~1500ppm
となっております!
成分も大事ですが、1番は毎日の歯磨きを継続することが大切になります。参考程度に興味をもって頂ければ幸いです🌟
皆さんも自分に合った歯磨きを見つけるために成分表に着目してくださいね!🦷🪥✨