セルフケアとプロフェッショナルケアについて

こんにちは!歯科医師の山岸です。🦷

今回はセルフケアとプロフェッショナルケアについて書いていこうと思います。

歯の治療後には虫歯予防、歯周病予防等のために、術後管理(メインテナンス)

が必要となります。

術後管理(メインテナンス)には、患者さん自身が毎日行うセルフケアと歯科医

師、歯科衛生士などの専門家によるプロフェッショナルケアといわれる方法があ

ります。

以下にセルフケアとプロフェッショナルケアの違いを説明していきます。

○セルフケア

・歯科検診を定期的に受け、注意点を踏まえた上で、患者自身が修復物、歯、歯

 周組織の状態を把握し、管理することをいいます。

・適切な歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを使って、歯垢を取り除き、歯石を予防

 します。

・場合により、摂食・嚥下がスムーズになるよう、口腔リハビリやマッサージな

 どで口腔機能を維持します。

・自分で行えない場合は、家族や介護職が行います。

・自己管理のための指導を受けても、指導されたとおりに自己管理できないこと

 が少なく、自己管理には限界があります。

○プロフェッショナルケア

・セルフケアを補完するために、全身状態や口腔内状況を踏まえた口腔ケアのア

 ドバイスを行います。

・食べ物や飲み物に関するアドバイスを行うこともあります。

・口腔機能の維持や回復、歯石の除去など、自分ではできない専門的なケアも行

 います。

・超音波スケーラー、 手用スケーラーや電動式の歯面清掃器を用います。

・専門家がこれらの器材を用いて行う歯面清掃を機械的歯面清掃

 professional  mechanical tooth cleaning (PMTC) といいます。

・PMTCでは、フッ化物や研磨砥粒を含んだ ペーストを使用することもありま

 す。

・PMTCでは、程度にもよりますが、セルフケアでは除去できないプラーク、歯

 石や強固な着色を除去することも可能です。

・PMTC後、虫歯予防として、フッ化物塗布やシーラントを行うこともありま

 す。

上記のような違いがあります。

そして、お口の健康を維持するために、なによりも重要なのは患者さんの健康に

対する理解と行動意欲です。

また、メインテナンスの必要性を理解していただき、セルフケアとプロフェッシ

ョナルケアの両方を上手に取り入れていく必要があります。

これらのことを行うことができれば、虫歯や歯周病のリスクを軽減していくこと

ができます。

以上、セルフケアとプロフェッショナルケアについてでした。🦷