みなさんこんにちは!歯科衛生士の鈴木(梨)です🌼
最近は気温も落ち着いて過ごしやすくなってきましたね🍃
自宅の近くにキンモクセイが咲いていて秋の訪れを感じさせてくれました🍁
今年は紅葉に行ってみたいと思っています☺️
みなさんのオススメスポットがあれば是非おしえていただきたいです✨️
さて、今回は乳歯の特徴についておはなしをしていきたいと思います!🦷
突然ですが、赤ちゃんが最初にはえてくるこどもの歯はどの歯でいつ頃はえてくるかご存知ですか❓
実は赤ちゃんが最初に生える歯は下の前歯と決まっていて、生後5~6ヶ月頃から少しずつはえてくると言われています!
【いつ歯ブラシを始めるといいの❓】
当然、生後5~6ヶ月に歯が生えてきたからと言っていきなり歯ブラシをお口の中に入れても赤ちゃんは嫌がってしまいます。
そのため、歯がはえてくる前から徐々にお口の中を触られることに慣れさせることが大切になります。✨️
例えばお風呂の時に顔や頭を洗うとき、一緒にお口周りも拭いてみたり、指にガーゼを巻いて優しく触ったりすることで慣れさせていきます。
お口周りはとても敏感なのではじめは嫌がりますが習慣化させることにより、赤ちゃんも慣れてきます👶🏻
歯が生えた段階で歯ブラシをお口の中に入れても嫌がらないように、是非うまれたときからの練習を大切にしていきましょう💪
自分磨きができる年齢になったら、積極的に歯ブラシを持たせて練習してみましょう!🪥
歯ブラシの感触などに早いうちに慣れさせる目的で赤ちゃん専用のネックが短い歯ブラシなども市販されています。喉を突かないように保護プレートがついているなどの工夫が施されているものもあるので、そういうものから始めるのもいいと思います😊
ただ、トレーニング用の歯ブラシではプラークと呼ばれる汚れを完全に取りきることは難しい場合も多いので、おうちの方は仕上げ磨き用の歯ブラシを用意していただいて、最後にしっかり汚れをとっていただければと思います🌟
【歯磨き粉はいつから使うといいの❓】
基本的にはぶくぶくうがいができるようになったタイミングでペーストの歯磨き粉を使用するのが望ましいと言われています😌
しかし、すでにむし歯があったり、むし歯になりそうな歯が多い、周りのご家族のむし歯リスクが高いなどの場合には、ジェルタイプの低濃度フッ素入り歯磨き粉を使ってみるのもオススメです!✨
ジェルタイプの歯磨き粉はフッ素の効果を持たせるために使用後のうがいはしなくて大丈夫なものなのでうがいができない小さなお子様にも安心してご使用いただけます🍀
それに合わせて定期的に歯科医院で高濃度フッ素を塗布することでより、むし歯予防に繋がりますのでむし歯になる前に是非1度歯医者さんに行ってみてください🦷
【乳歯はなぜむし歯になりやすいの❓】
こどもの歯は大人の歯に比べてむし歯になりやすいのにはいくつかの理由があります!
①歯と歯の間にできやすい
▷▶とくに奥歯は接触面が大きいのでフロスを活用して汚れを落とすことが大切です💡
②乳歯のむし歯は黒ではなく白であることが多い
▷▶乳歯は歯が柔らかいので早く進行する白いむし歯が多いです。
③痛みが出にくいのでむし歯の進行に気づきにくい
▷▶乳歯はまだ痛みの感覚が発達しておらず、気づく頃には進行していることが多いです。
④乳歯はエナメル質が薄い
▷▶エナメル質という歯の1番外側の層が乳歯の場合、大人の歯の半分の薄さなので中まで進行するのが早いです。
⑤乳歯はむし歯になると神経まですぐに進行してしまう
▷▶乳歯は神経が大きく、エナメル質と象牙質の厚みが薄いためにむし歯になるとすぐに神経まで進行します。
こどもの歯はむし歯になりやすいうえに、進行も早いため、普段から予防と管理を徹底する必要があります‼️
上手に歯医者さんの椅子に座れるお子さんからはシーラントという溝埋めのむし歯予防の処置も行えます!
また当院では小児歯科専門医の資格を持ったドクターも勤務しています✨️
むし歯になる前に、是非1度歯科医院で診てもらいましょう☺️