唾液検査について💧

 

こんにちは!歯科衛生士の鈴木(優)です🧚🏻🧚🏻

最近寒暖差がひどく、体調を崩しがちになりますが皆様体調いかがですか??
私は、副鼻腔炎になってしまいました🤧
マイコプラズマ肺炎が平年と比べると多く罹ってる方も多く、そろそろインフルエンザの季節にもなりますので皆様手洗いうがいを忘れないように気をつけてくださいね☺️

さて今日は唾液の検査『シルハ』についてお話していきます。当院ではいつでも唾液の検査を受けることができるのでもし行い方はお声がけいただければと思います。ただこの検査を行うにあたって守って頂きたいことがあります!
⚠️検査の2時間前のご飲食はお控えください
お水であれば大丈夫です!
⚠️タバコを吸われている方はタバコを控えましょう!
⚠️歯磨き粉や洗口剤でのうがいも控えましょう!

『シルハ』を行うことで6つのお口の中のことがわかります!

1.むし歯菌の菌の数
これは「量」ではなく「活動力」を見ています。
数値が高ければ高いほどお口の中がむし歯になりやすい環境だと言うことがわかります!

2.耐酸性度
酸性度は、口腔内の歯が溶けやすい状態かどうかを評価する重要な指標となります。
口に含むことでお口の中が一時的に酸性になり、歯が一時的に溶けやすくなります。

3.緩衝能
お口の中が酸性になった状態を中性に戻してくれる役割です。この役割を果たすのが唾液になります。
唾液の緩衝能が低いとその作用が弱まり、むし歯のリスクが高まります。

4.白血球
お口の細菌が増殖することが原因で歯肉に炎症が起きると、この炎症反応に伴って、白血球の数が増加します。したがって、白血球の値が高いときは、口腔内のどこかがダメージを受けている可能性が高いと考えられます。

5.タンパク質
歯周病などでお口の中が出血した場合、血液中のタンパク質が口腔内に混ざり込むことになります。
また、増殖した細菌が産生するタンパク質も増え、これが口腔内の問題の指標となります。

6.アンモニア
アンモニアが多いとお口の中の細菌が多いことや口臭の原因となることがあります。アンモニアの数値はお口の中の清潔度を表す指標となります。

ではこの6つの項目の数値をより良くするためにはどうしたらいいのか説明していきます✏️
1.むし歯菌の数
日頃のセルフケアが重要になります。
私たちがよく汚れというプラークは細菌の塊です🦠
このプラークは歯磨きを行うことで落とすことが出来ます🪥
また歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間は糸ようじや歯間ブラシを使用することで落とすことが出来ます。

2.耐酸性度
お食事や飲み物(水以外)を口に含むと酸性に傾いてしまいます。
日頃から間食をしている方は週に一回と決め、ちょこちょこ食べダラダラ食べをしている方は時間を決めましょう。🍰🫖⏰
ある程度の時間になると中性に戻りますがちょこちょこ、ダラダラ食べることによってお口の中が酸性になっている時間が長くなり、むし歯になってしまうリスクが高くなります!😱
3.緩衝能
お水を取ること、ご飯の時1回30回は噛むこと、キシリトール配合のガムをかみ唾液を出すようにしましょう🚰

4、5白血球、タンパク質
歯ぐきの炎症によって数値が高くなります。
日頃のセルフケアや定期的に歯医者に来て歯石などを落とすことで数値が良くなります

6アンモニア
歯医者さんでの歯周治療、ベロの上に白いモヤモヤとしているものが乗っている場合は舌ブラシを使用して取るようにしましょう。
これも口臭の原因になります!

この6つのことをベースにし、日頃どのような食生活を送っているかなど患者様の事を知っていく材料にもなります!
また、数値によってその人にあった予防方法などをお伝えすることが出来ますのでもし興味をお持ちいただいた方はぜひお声がけ、お電話お待ちしております☎