みなさんこんにちは!
仙台市かさはら歯科医院
歯科衛生士の佐藤です!😊
10月になり朝晩は少し涼しくなってきましたね🍂!日中の寒暖差で体調を崩さないないように気をつけたいですね!
みなさんは「ワンタフトブラシ」という言葉をきいたことはありますか?
今回は、ワンタフトブラシなんて初めて聞いた、よくわからない、という方に、ワンタフトブラシとはどんな物で、どんな時に、どうやって使えばいいか、をご紹介していきます。
ドラッグストアやスーパー、歯科医院で、毛束が中央にまとまってペン型になっている小さな歯ブラシを見たことはありませんか?

普通の歯ブラシでは磨きにくい場所を、ピンポイントで磨くことができるブラシです。
ポイントブラシ、タフトブラシ、プラウトブラシ、インプロなどと呼ばれることもあります。
ワンタフトブラシは、日本ではまだ主流ではありませんが、予防歯科の先進国、スウェーデンでは、メインに使われている歯ブラシなんです!
①歯並びが重なっているところ
歯並びがガタガタしている部分や、歯と歯が重なって生えてきている部分は、歯と歯の間の隙間にプラークや食べかすが溜まりやすくなっています。普通の歯ブラシで磨いていてもなかなか毛先が届かないので、磨き残しが多くなります。ワンタフトブラシを用いて歯の隙間を丁寧に磨くと効果的です。
②親知らず
親知らずが腫れてしまった経験のある方はいらっしゃるでしょうか。親知らずの周りに最近や食べかすが付着していると、親知らずの周りの歯茎が感染を起こし、痛んだり腫れたりします。特に、十分に生えきっていない親知らずは、歯の高さが低いので見えづらく、普通に歯磨きをしていると、歯ブラシが全然当たっていないなんていうこともあるので効果的です!
③インプラント
インプラントとは、虫歯や歯周病などが原因で歯がなくなってしまった部分に、人工の歯を作るという治療です。インプラントは万能だと思われがちですが、実は歯周病にかかることをご存知でしょうか。インプラントの周囲をうまく磨くことができず、プラークが付着したままになることが原因です。
インプラントに起こる歯周病のことを「インプラント周囲炎」と言います。インプラント周囲炎は自覚症状があまりなく、気づいた時には進行している怖い病気です。最悪の場合は、インプラントが抜けてしまうこともあります。
インプラント周囲炎の予防には、やはり歯磨きをしっかりと行うことが必要です。ワンタフトブラシはインプラントのお手入れにとても効果的で、インプラントと歯茎の境目に付着したプラークを細かく落とすことができます。
④奥歯
普通の歯ブラシは、歯ブラシの頭の部分が大きいので、奥歯を磨こうとすると、なかなか当てたい部分に入らなかったり、奥に違和感を覚え、気持ち悪くなってしまったりすることがあります。
ワンタフトブラシは、頭の部分が小さく、容易に奥歯に届くので、無理せず歯磨きを行うことができます。特に、一番奥の歯の裏側の部分は、普通の歯ブラシではなかなか毛先が届かず虫歯の好発部位なので、ワンタフトブラシで注意して歯磨きをして虫歯を防ぐことが大切です。
⑤矯正器具の周囲
矯正器具をつけている場合、ブラケットとよばれる装置の周りや、ワイヤーの下は汚れがたまりやすく、矯正装置をつけただけで虫歯リスクが4倍もアップすると言われるほど!
ワンタフトブラシを使うと装置のデコボコ部分にもぴったりとフィットして磨けるため、普通の歯ブラシより汚れが効率的に落とせます。
⑥ブリッジや被せものの根本
ブリッジは失った歯の両側を橋のようにつなげて人工歯を装着する治療です。歯を失ったところは、ポンティックとよばれるダミーの歯の部分があります。
このポンティックの部分は、隙間があって食べかすが溜まりやすくなります。そこを掃除しやすいのが、ワンタフトブラシです。
またかぶせ物の入っている歯の根元は段差ができて汚れがたまりやすくなっています。歯ぐきとの境目のキワ(段差)にもワンタフトブラシなら当てやすいです。
ブリッジは土台の歯が1つでも虫歯になれば、ブリッジごと再治療が必要となり、すべてやり直しとなることも。。。治療には時間もお金もかかるため、毎日の清掃がとても大切です。
⑦前歯の裏側
前歯の裏側は歯石の付着しやすい部位です。
シャベルのように凹んだ形をしているので、普通の歯ブラシでこのくぼみをうまく磨くのはなかなか難しいです。
ワンタフトブラシなら、先端が尖っているので、ピンポイントでこのくぼみに届きます。
⑧孤立歯の周囲
歯の喪失などにより、隣の歯がないところは、歯の横の面も磨く必要があります。
入れ歯のバネがかかる歯である場合も多く、この歯が虫歯や歯周病になると、入れ歯が合わなくなったり、作り直しが必要になる場合もあります。
隣の歯がなく、孤立している歯は、歯の周り360°ぐるっと磨いてあげましょう!
ワンタフトブラシの使い方は、歯と歯ぐきの境目に毛先を当ててなぞるように動かして使います。
山型になっている毛先を歯と歯ぐきの境目に直角に当て、力をいれずに小刻みに優しく動かしてください。
歯ぐきの上を円形にくるくると回すとマッサージもできます。
尚、ワンタフトブラシの持ち方はペングリップとよばれる、えんぴつを持つような持ち方になります。手元のコントロールが安定し、細かく動かしやすくなります。
鏡を見ながら、毛先がしっかり当たっているか、確認しながら磨くといいですね!
メンテナンスにお越しの際に、一緒に使い方を確認していきましょう!🦷