起床後のうがいはお口の健康を制す⁈

おはようございます🌞

歯科衛生士の田口です。

↑いただいたシクラメン🌱

一年越しに一輪だけ花が咲き、とても嬉しいです😊

 

みなさんは、

起床後にどんな習慣をお持ちですか?

朝の歯磨きは、

朝食前・朝食後いつ行いますか?🪥

実は、朝食前(起床後すぐ)に行う歯磨きが重要です。

就寝中は唾液の量が減り、口腔内の細菌は増殖しています。その菌を、なるべく朝なにか食べたり飲んだりする前に取り除くことが重要です。

 

というのも、

わたしが日々担当する歯周病治療(以下メインテナンス)で診ている患者さんの中で、

歯面もしくは歯肉等の粘膜についてくる「ぬめり」が強い方が何名もいらっしゃいます。

毎月のメインテナンスで歯石やプラークを除去し、セルフケアでの磨き残しもかなり減った中で、それでも歯肉の腫れや出血がなかなか状態が改善しない🤔

そんな方たちに多く共通するのが、この「ぬめりが多いこと」と感じています。

細菌は、歯だけでなく、粘膜にも付着しています。

歯面や粘膜のぬめりが強いと、そこに菌が溜まりやすい環境になっているのではないでしょうか。

 

「朝起きて、何か食べたり飲んだりする前に、うがい、もしくは歯磨きをしていますか?」とお聞きすると、

ほとんどの方がNO

 

そこで、

「起床後のうがい+α

もしくは

「起床後の粘膜のぬめり取り」

を毎日の習慣に行ってもらうよう指導します。

 

水道水でうがいをすると同時に、

歯ブラシの毛の腹(側面)を使って、刷毛で撫でるように歯や粘膜に付着する「ぬめり」を取り、またしっかりうがいをします。

 

次回のメインテナンス来院時に、起床後のうがい+αは行えたか?

確認を行い、習慣になっている場合、

ほとんどのケースで口腔内のぬめりが激減!

今ひとつのところで止まっていた検査結果や、口腔内環境が一気に改善してくるような体験が多くあります。

(わたし個人の見解です。)

 

目的は、

就寝中に増えた口腔内細菌を取り除くこと。

歯磨剤は無しで、お水と歯ブラシのみ🪥で十分だと考えています。

 

更には、わたしの場合は、

うがいの水を口に入れたまま、横から歯ブラシも突っ込んで👄

水が口に入ったままぐるぐる歯ブラシを10秒ほと口腔内を一通りまわして細菌を水に溶かし出すイメージで、吐き出す。

新しい水で何度かしっかりブクブクうがいをしたら終了!という流れです。

口に水を溜めたままやるので、時短かつ口輪筋の筋トレでほうれい線予防にもなっているのでは⁈😆

と思っているズボラ10秒歯磨きです🪥

 

また起床後の歯磨きは、目が覚めてすっきりするというデータもあります。

(逆に夜眠る直前の歯磨きは、目を覚ましてしまうかもしれません…)

 

そんなこんなで、

やり方は割と自由で良いと思いますが、

確実に効果があるように感じています。

 

ちなみに、インドの伝承医療である🇮🇳アーユルヴェーダでも、舌苔や口腔内の細菌をうがいで出すことが朝の習慣としてあげられています📚✨

歯周病に悩んでいる方も、まだお悩みでない方も、ぜひ習慣になさってみていただきたい健康法です✨✨

 

健康の入り口である口腔🦷

1番のルーティンに「10秒習慣」加えてみてはいかがでしょうか🌞