あれ、むし歯かも?! むし歯に気づくタイミング

こんにちは、事務局の阿部です。先日コンビニの雑誌コーナーで、ある雑誌の記事に目が止まりました。シニア世代に向けたその雑誌には『課金すべきは口の中』というタイトルの記事が。お口の中の健康を改めて考えさせられました。
日々の暮らしの中で、『あれ?!、むし歯か?!』という感覚を感じたことはありませんか?今回はそんなむし歯に気がつくタイミングにフォーカスしてみたいと思います。

1.むし歯かも?と思うタイミング

・痛みはないが茶色や白く変色している歯がある

初期段階のむし歯は、歯の表面が白っぽくなっていたり、茶色に変色している場合があります。痛みが出てくる前に、気がついたら歯科医院の受診をおすすめします。

 

・甘いものを食べた時

・冷たいものを食べた時

・熱いものがしみる

甘いもの、冷たいものを口にした時にしみるとむし歯、という考えは一般化されているかもしれませんが、熱いものがしみる場合は深刻です。段階的には冷たいものがしみるほうが初期、熱いものがしみるくらいになるとむし歯はかなり進行している状況です。

 

・噛み合わせると痛みを感じる

歯ぎしりが癖などでも噛むと痛みを感じる場合がありますが、ものを食べた時にズキッとするなどであればむし歯の可能性があります。

・歯に穴が開いている気がする

舌で触ってみたり鏡で見た時に、黒っぽく穴が空いているようであればむし歯かもしれません。受診して確認しましょう。

・フロスが引っかかる

治療して埋めた箇所や治療中以外の部分でフロスが引っかかる箇所があればむし歯の可能性があります。

・発熱時にズキズキと痛む

むし歯は、普段は特に痛みを感じていなかったのに発熱時にズキズキする、という場合もあります。発熱すると神経の血流が上がるなどの影響でズキズキと痛みを感じようになります。違和感を感じたら受診をおすすめいたします。

2. むし歯かな?と感じたら

むし歯かな?と感じたら、迷わず歯科医院を受診しましょう! 痛みが出ている段階ではむし歯は進んでいる状況の場合があるため、少しでも違和感を感じたら迷わず受診をおすすめいたします。

むし歯は初期段階であれば時間も費用も軽く済むだけではなく、必ず削られるわけではない場合もあります。クリーニングとフッ素の塗布で済むこともあるため、痛みがなくとも怖がらず歯科医院で診てもらいましょう。

 

3.予防歯科という考え

当院では予防歯科という考えを念頭に治療を行っています。
むし歯になってしまった歯の治療が済んだら、その他の健康な歯を健やかに保つため、定期的な健診を行うことを勧めています。お子様の柔らかい乳歯はもちろん、大人になってからのケアも重要です。みなさまの来院をお待ちしております。