子どもの歯磨きのポイント

みなさんこんにちは、保育士兼歯科助手の鈴木です。

最近は、涼しくなりましたね🍃つい最近までは寝る時エアコンなしで寝れないくらいの気温だったのに、今はエアコンなしで寝れるちょうどいい気温になったなと思います。ですが朝方寒くて起きることがあるので皆さんも気温の変化で体調管理には十分に気をつけてくださいね🤧



さて今回は”乳幼児期のお口の特徴と歯みがきのポイント”についてお話します🦷

【乳歯・永久歯の生え始め時期】
🦷0~1歳 前歯が生え始める
🦷1~2歳 奥歯が生え始める
🦷2~3歳 乳歯が生えそろう
🦷4~5歳 永久歯(前歯)が生え始める
🦷5~6歳 第一大臼歯が生え始める


ここからは、年齢ごとの歯みがきのポイントについてお話します!

【1歳半まで】
上の前歯の裏・表がむし歯になりやすいです。
🦷なぜむし歯になりやすいの?🦷
①上の前歯は歯みがきを嫌がるお子さんが多い
②歯ぐきの真ん中に、ヒダが下までついているので磨きにくい
③寝ながらミルク・母乳のため、寝ている間にお口の中に溜まりやすい

⭐️予防するには⭐️
①上唇や内側を遊びの中でさわらせ慣れるようにする
②ヒダをよけて歯みがきをする
③唇をよけて、歯ぐきまで見える状態で歯みがきをする

【1歳半~2歳半まで】
上の前歯の歯と歯の間と奥歯の溝がむし歯になりやすいです。
🦷なぜむし歯になりやすいの?🦷
①歯と歯の間がぴったりくっついているお子さんは歯ブラシだけでは汚れが落とせないため
②奥歯の溝の中までは歯ブラシが届かないため、いくら歯みがきをしてもむし歯になりやすい

⭐︎予防するには⭐︎
①糸ようじを使う
②🔴シーラント🔴を行う・おやつの時間を決める
定期健診を受ける

🔴シーラントとは?🔴
プラスティックで溝を塞ぐ処置です。歯を強くする成分が含まれています!半年ほど経つと外れてしまうので、定期健診などで外れていないかチェックしてもらいましょう!



【2歳以降】
奥歯の歯と歯の間がむし歯になりやすいです。
🦷なぜむし歯になりやすいの🦷
①奥歯が生えきると、歯と歯の間に隙間がなくなります。歯と歯の間は、歯ブラシだけでは汚れを落とすことができないため

⭐︎予防するには⭐︎
①糸ようじを使う・おやつの時間を決める。フッ化物を応用する。


5~6歳では第一大臼歯(永久歯)が生え始めます。
永久歯の中で一番むし歯が多く、生え始めて3年間が最もむし歯になりやすいと言われています
理由として
①生え始めの歯は弱い
2~3年かけて固くなるため、生え始めの歯は弱い

②歯ブラシが届きにくい
生え始めは、生えている途中のため背が低く歯ブラシが届きにくい

③まだ上手く磨けないお子さんが多い
一般的に小学3年生を過ぎる頃になると、上手くみがけるようになります。それまでは仕上げ磨きが必要です!

④歯の溝の深さが人それぞれ


お子さんのお口の中を管理できるのはママとパパだけです!仕上げ磨き、おやつのコントロール、フッ化物の応用のそれぞれをまんべんなく行いましょう!お子さんの歯について何かお困りのことがありましたら遠慮なくスタッフにまでお声がけください🗣