夏休みはむし歯危険期間です⚠️

こんにちは。歯科医師の福本です。

 連日暑い日🥵が続いていますが、体調崩されていませんか?しっかりご飯を食べて、充分な水分をとって、暑すぎる今年の夏を乗り切りましょう😃

 この暑い中、お子さんたちは夏休み真っ最中ですね。実は、夏休みはむし歯危険⚠️期間なのです😫夏休み明けの定期健診で新たなむし歯が見つかるお子さんも少なくありません。

 夏休みのむし歯🦷の原因はいくつかありますが、私が1番の原因と考えているのは
⭐️ちょこちょこ食べ飲み⭐️です。
 夏休みはお家🏠にいる時間が長くなるので、欲しい時にいつでも欲しいものを食べたり飲んだりすることができます。
 むし歯🦷のできやすさは、食べる量ではなく、飲食🍴の回数です。飲食の度にお口の中は酸性になり歯が溶ける(脱灰)ので、飲食回数が多いほどむし歯のリスクは高くなります。
 食べる度に歯みがきをすれば、むし歯にならないかというと、そうではありません。歯みがきでは落とせない部分があり、飲食回数が増えるといくら歯みがをしてもそこからむし歯になってしまうのです。
 歯みがきでは落とせない部分はどこかというと、かみ合わせの溝です。深い溝には、歯ブラシ🪥の毛先は届かないので、いかに口の中が酸性になる時間を短くするかが重要なのです。また、歯と歯の間も同様です。歯ブラシでは落としきれないので、歯と歯の間のむし歯予防には糸ようじゃデンタルフロスが必要です。

 対策☝️ 1日3食はしっかりと食べ、おやつは時間を決めて1日1回にする

 夏休み以外の土日から、おやつは1日1回という習慣をつけておくといいですね。「家だといつでも食べていい」という概念を、小さい時から無くしておくことが大切です。そのためには、甘い飲食物は買い置きしないことをお勧めします。お子さんは、家に甘いもの🍭があれば食べたくなってしまうものです。『食べちゃダメ』という前に、食べて欲しくないものは買い置きしないことです!
 また、夏は喉が渇くので、こまめに水分を摂っていると思います。冷房の効いた家にいるのに、甘い飲み物を飲んでいませんか?このちょこちょこ飲みもむし歯ができる大きな原因となります。家でのこまめな水分補給には水💦か麦茶をお勧めします。麦茶はカフェインレスで利尿作用もなく、ミネラル分も含まれているので、特にお勧めします。
 
 夏休みに限らず、食べたい時にちょこちょこ食べる癖は、普段から無くしておくことで、むし歯🦷を予防しやすくなります。特に、小さい時から当たり前のように、おやつ🍮は時間を決めて食べるものということを伝えていけるといいですね。