みなさんこんにちは!!保育士の内海です😊
本格的な梅雨の最中、みなさん体調など崩していませんか?
子ども達の間では夏風邪のヘルパンギーナやアデノウイルス、RSウイルスなど流行中です。コロナ禍の感染対策で風邪などにかからなかったために、一般的な感染症への免疫を持っていない子どもが増えたり、免疫が低下したりして、子どもが発熱するような感染症がはやっています。もうしばらくはこの状況が続く可能性がありますので子どもだけではなく大人も気をつけていきましょうね。
これから夏に掛けての時期は小動物との関わりが増え楽しい時期ですね。さて2023年6月1日よりアカミミガメ及びアメリカザリガニが特定外来生物に指定されたのはご存知でしょうか?
- 規制開始後も、一般家庭でペットとして飼育しているアカミミガメ・アメリカザリガニは、これまで通り飼うことができます。
申請や許可、届出等の手続きは不要です。
アカミミガメ・アメリカザリガニが寿命を迎えるまで大切に飼育してください。 - アカミミガメ・アメリカザリガニを池や川などの野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止されます。違反すると罰則・罰金の対象となります。適切な飼育を行わずにカメやザリガニが自力で逃げ出した場合も違法となることがあります。逃げ出さないような容器で適切に飼育してください。
- 飼い続けることができなくなった場合は、友人・知人・個体の新しい飼い主探しをしている団体等に譲渡してください。この場合も、無償(譲り渡す側が引き取り料等を払って引き取ってもらう場合も含む)であれば申請や許可、届出等の手続きは不要ですが、責任をもって飼うことのできる相手を探して下さい。ただし、無償であっても頒布にあたる行為は規制されます。
『これから飼育したい方はよく考えてからにしましょう!』
アカミミガメもアメリカザリガニもいったん飼育はじめたら、野外に放すことは法律で禁止されます。野外で捕まえたものを安易に持ち帰ることのないようにしましょう。
特に、飼育下のアカミミガメの寿命は20~30年ととても長生きです。40年生きるものもいます。また、子ガメの時は手のひらに乗るほど小さいですが、成長すると甲羅の部分だけで20~30cm程度にまで大きくなり、大型の水槽や飼育スペースが必要になります。アメリカザリガニも飼育下では5年程生きる可能性があります。
30年後、あなたは何歳になっていますか? 大きくなったアカミミガメのエサやり、大型水槽の水替え、日光浴などの世話ができますか?
飼い続けることができない、新しい飼い主も見つからない等により、ちゃんと世話がされないカメは不幸になります。だからといって野外に放すことは許されません。
カメやザリガニが寿命を迎えるまで、本当に責任をもって飼い続けることができるのか、迷いや心配があれば、飼わないことを決断することも大切です。
環境省自然環境局参照