タバコがもたらす歯への影響🚬

 こんにちは!歯科助手の小田桐です☺︎

Netflixのポップアップに行ってきました!
私の好きな作品のストレンジャーシングスの世界も体験できて楽しかったです🧇🚲

今回はタバコと歯の関係についてお伝えいたします!

🚬喫煙が口腔内に与える影響

•歯が黄ばむ
•口臭
•歯周病
•むし歯
•歯ぐきが黒ずむ

タバコがもたらすお口への悪影響は主に以上のようなものがあげられます。

歯が黄ばむことや口臭に関しては、非喫煙者であっても知っている方が多いでしょう。

ただ、タバコがお口に与える影響は、それだけではありません。

【歯が黄ばむ理由】

タバコに含まれるタールによって歯が黄ばんでしまいます。

ヤニが付いていると言うこともありますが、ヤニとは、タバコの煙成分の中で一酸化炭素やガス状の物質を抜いたもののことです。

粒子状の成分のことを指しますので、ヤニはタールにあたります。

【むし歯や口臭】

タバコのヤニが口に付着すると、歯が黄ばむだけではなく、ヤニは粒子状の成分ですので、歯にくっつくと歯の表面がザラザラになります。

むし歯菌(プラーク)はツルツルな歯よりもザラザラの歯の方がくっつくのでむし歯になりやすいです。

そして、むし歯菌によって口臭も強くなってしまいます。タバコを吸うだけで、むし歯や口臭のリスクが高まってしまいます。

【歯周病】

喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者の方が約4倍歯周病になるリスクが高まります。

タバコのヤニによって、歯や歯茎にまでむし歯菌が付着し、歯周病もむし歯菌によって引き起こされるため、タバコを吸うだけで歯周病のリスクは高くなります。

そして、タバコの怖いところはニコチンの効果です。

ニコチンは吸うと心地よくリラックスする効果があり、依存性が高いです。

ニコチンには、血管を収縮させる効果があります。

血管が収縮すると、老廃物が流れにくくなるだけでなく、栄養素や酸素まで血管を流れにくくなり、出血も少なくなるのが特徴です。

毛細血管が収縮することで、歯ぐきが血の通ったピンク色にはならずに黒ずんで見えます。

出血がなくなると、実際は炎症を起こしているのに出血しないということが起こってしまい、
炎症に気が付きにくくなってしまいます。

歯周病は症状が自覚症状がなく気付きにくい病気です。

特にタバコを吸っていると歯周病が進行していることに自分では気づかない場合が多いです!

症状が重症化してしまうと歯がグラグラゆれたり、抜け落ちたりしてしまうので、歯周病の予防ためにも定期的に歯科医院でメンテナンスを行いましょう🪥