親知らず、とっておく?抜く?🦷

こんにちは!歯科衛生士の西田です🐥

もうすぐゴールデンウィークですね!皆さんはどんなご予定ですか?
私は今年のゴールデンウィークは勉強&休息、なゴールデンウィークにしようと考え中です🤔
お休みの日だからこそガッと勉強、しっかり休息、が充分に行えるのではないかと今からワクワクしています🥰
また、5月には私の大好きな米津玄師さんがツアーで宮城に来るので推し活もできる最高の月の予感です🫶

さてさて今回のテーマは
『親知らず、とっておく?抜く?』です!
親知らずとは、本来7番〜1番×左右上下で28本ある永久歯ですが、さらにその一番奥にでてくる8番と呼ばれる歯の事をさします🦷
先天的に親知らずがない人、あっても一生表には生えてこないで埋まったままの人、出てきても半分くらいしか出てこない人等様々です。
皆さんのお口の中には親知らずありますか?

親知らずが出てきたけどそのままでいいのかな?
親知らず埋まったままだけどこれってどうなんだろう?
親知らずに関して患者様からも疑問はたくさん出てきます💭

まず、結論から言うと
真っ直ぐ綺麗に生えていて、むし歯になっていない親知らずは無理に抜く必要はない事が多いです。

では、逆に抜いた方がいい親知らずってなんでしょうか?
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①むし歯になっている
親知らずは一番奥にあり、生えている角度によっては治療が困難な場合があります。また、歯ブラシも届きにくいため、治療をしてもまたすぐにむし歯になるリスクも高いのです。
その為、親知らずがむし歯になると抜歯になるケースもあります。

②親知らずのまわりの歯茎が腫れた
親知らずは歯ブラシが届きにくく歯垢もたまりやすいことがほとんどです。その為周囲の歯茎に炎症が起こる場合があります。
また、智歯周囲炎になると、人によっては眠れないくらいの痛みが出ることもあります。
そのまま放置をすると親知らずの周囲の歯にも悪影響を及ぼす可能性があるため、
親知らずが原因で歯茎が腫れた場合、抜歯が選択肢に入ります。

③親知らずの影響で歯並びが変わった
親知らずは水平に埋まっていたり、斜め向きで生えてくることも多いため、手前の歯が親知らずに押されることで、歯並びがわずかに変わってしまうケースがあります。
歯並びがわずかに変わると噛み合わせが変わり、歯への負担が増える場合があります。
そのため、横向きの親知らずは抜歯をオススメすることが多いです。

④親知らずの手前の歯がむし歯、歯周病になった
親知らずの1本手前の7番と呼ばれる奥歯はかなり大切な一生使う歯です。
親知らずがあることによって7番まで磨きにくくなったり、むし歯や、7番の歯周病の悪化の要因になっている場合、親知らず抜歯をオススメします。

⑤親知らずが生えてから頬の粘膜が傷つく
親知らずは生え方によっては頬の内側の粘膜にぶつかって傷つけたり、粘膜を噛みこんでしまい口内炎等の粘膜トラブルに繋がることがあります。粘膜に傷があると痛みを伴うことがほとんどなため、食事も楽しくなくなってしまいます。

以上の事から、親知らずには抜いた方が良いパターン、抜かなくても良いパターン、抜かない方が良いパターン等様々です。
歯並びや親知らずの生え方、むし歯や歯周病リスクなど様々な面からみて判断をしますので、
お気軽にかかりつけ医に相談してみてください🦷

ここまで読んでくださりありがとうございました🙇‍♀️