唾液検査でむし歯、歯周病リスクがわかる!

こんにちは(❁ ´ ▽ ` ❁)

かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です🐈‍⬛

今月ものこりわずかですね。今年度も4月から、かさはら歯科医院にも新しいスタッフが入社してくれました!!嬉しいですね🌸

私も1年前入社したことを思い出すと、不安や緊張でいっぱいだったこと覚えてます。

これから新たな環境で過ごす方たくさんいると思いますが、みんなさん頑張っていきましょう!

本日は唾液についてです。

当院では「シルハ」と呼ばれる唾液検査を行っています。定期検診に来ていただいている方は体験したことがあるかもしれませんね。

唾液検査!?なにしてるの?なにがわかるの?

と思う方もいると思いますが、このようなことが大体わかります。

測定する項目としては、1むし歯菌  2酸性度  3緩衝能  4白血球  5タンパク質  6アンモニア 

6つがあります。1つずつ説明していきます。

1むし歯菌

むし歯がどれだけ多く活性化しているかで、数値が高いとお口の中がむし歯になりやすい環境になることがわかります。

2酸性度

お口の中に常にある唾液の酸性度が高い状態が続くと、歯の表面が溶け始め、それが長時間続くとむし歯になっていきます。

3緩衝能

お口の中は普段中性にありますが、食べ物がはいると酸性に傾きます。それを中性に戻す力を緩衝能といい、その力が弱いとむし歯になりやすいことがわかります。

4白血球

歯ぐきが何らかの影響で炎症しているときに、唾液中の白血球の数多が高くなると言われています。

5タンパク質

これも歯ぐきから何らかの影響で反応し出血しているときに数値が高くなります。

また、お口の中に食べものが残っている時、お口が乾きやすい傾向にあると高い数値が出やすくなります。

6アンモニア

お口の中の細菌の数が多いと、アンモニアの数値が高くなり、主に口臭などの原因につながることが分かります。

みなさんはむし歯になりやすいのか、それとも歯周病になりやすいのか、

むし歯になるリスクが高い方ですと、リスクをさげるために正しい歯磨きの習慣やフロスや歯間ブラシを使った歯と歯の間の清掃、自分の磨き残しが多いところの部位を知る、食事回数を見直すなどといったことがあげられます。

歯周病になるリスクが高い方も、正しい歯磨き、歯と歯の間の清掃はもちろんのこと、自分の歯ぐきの状態にあった歯ブラシ、喫煙してる方、生活費習慣病気のある方は病気の管理をしていきましょう。

みなさんもお家でのセルフケアと歯科医院でのプロケアが大切になるので、体の健康を保つためにもお口の中からの健康を目指しましょう!