歯がしみる〜〜😣ー知覚過敏ー

こんにちは☺️歯科医師の福本です。

 ゴールデンウィークに,突入しましたね🥰今年は、コロナの規制もほぼなくなり、お出かけを予定している方も多いのではないでしょうか?
 私は、ゴールデンウィーク期間にライブに行く予定があり、とても楽しみにしています!なんと、YOASOBI とMiwaの仙台のライブチケットを手に入れることができたのです🥰仕事のことは忘れて、楽しんでこようと思います。

 さて、本題ですが、今回は『知覚過敏😣』についてです。
 みなさん、冷たい飲み物🧊やアイス🍨で歯がしみたり、歯ブラシ🪥で歯がピリッとすることはありませんか?
 心当たりがある方は、知覚過敏かもしれません。

 ー知覚過敏の原因と対処法ー
原因  
 歯ブラシの力が強い
→歯の表面が削れる
→歯の神経に通じる象牙細管という小さな穴が露出する
→冷水や圧力の刺激が神経に伝わりやすくなる
→痛みを感じる
といった機序で知覚過敏は起こります。
 特に、歯の根っこの部分はとても弱いので、ちょっとした力で削れてしまいます。年齢とともに誰でも下がる歯ぐきに伴い、歯の根っこは知らないうちに見えてきます。 それに気づかずそれまでと同様の力で磨いていると、知覚過敏は起こりやすいのです。

対処法
1️⃣歯科医院で、適切な歯みがき圧と歯ブラシの当て方の指導を受ける🪥
 多くのみなさんが適切だと思っている歯みがき圧は、そのほとんどが強いことが多いです。歯の根っこが削れずに、しかも綺麗に汚れが落ちるためには、歯ブラシの力だけでなく、歯ブラシの当て方もとても重要です。定期的に歯科医院でチェックを受けましょう。これだけで治る場合もあります。

2️⃣知覚過敏用の歯みがき剤を使う

ここからは、歯科医院で受ける治療です。歯に優しい治療の順番に説明します。

3️⃣知覚過敏の薬を塗る
 歯が削れて表面に出てきた小さな穴を塞ぐことでしみにくくします。効果は、ある人とあまり変わらない人がいます。

4️⃣コーティング剤で薄く覆う
 歯の表面を一層コーティングします。コーティング直後は効果がありますが、その後コーティングが剥がれてくると、再発することもあります。
 
5️⃣プラスチックで埋める
 歯が削れた部分にプラスチックを詰めます。ほとんどの人はしみなくなりますが、時間が経つと詰め物の端や詰め物自体が変色、着色します。

6️⃣神経をとる
 1️⃣から5️⃣まで行っても全く歯の痛みが治らず、神経の炎症が戻らない場合は、最後の手段で神経をとる😢こともあります。しかし、極力避けたい治療です。

 自分は知覚過敏では?🤔・・・と思った方、まずは歯科医院で診査診断してもらい、適切な治療を受けましょう。