子どもの歯はむし歯になりやすい?

皆さんこんにちは!

歯科助手の小山です。

すっかり暖かくなってきましたね。

4月から当院にも、4名の新人スタッフが入社しました。

リフレッシュな風が吹いています🌬️🍃

今後の成長がとっても楽しみです。

今月末には、コロナ後になってやっとこはじめてのアラバキロックフェスに行く予定です。

ELLEGARDENが、はじめて生で聴けます。。

ライブチケットがなかなか当たらないのでこれを機会に噛み締めて参ります。

さて、今回は子どもの歯のむし歯についてお話していきます。

まずは、乳歯に関して

むし歯の原因は、歯の表面についている細菌のかたまり=歯垢です。この歯垢の中にいるミュータンス菌(むし歯菌)が、砂糖から「酸」を作ります。酸は、エナメル質を溶かし、むし歯を作ります。

乳歯は、永久歯に比べて、酸に弱く、またエナメル質がうすく、やわらかいという特徴があります。このため、むし歯になると進行がはやく、神経まで達することがあります。

どうせ生え替わるしむし歯はそのままにしててもいいんじゃない?

ーー答えはNOです!

🦷乳歯がむし歯によって早く抜けると、永久歯は目標を失って、正しい位置に生えてこられません。

それによって起こりうることとしては、正しい位置に歯が生えず歯並びの悪化につながることもあるのです。

🦷乳歯のむし歯が進行すると、歯の根っこにまでむし歯菌が到達し、そこで膿となって溜まります。

永久歯は乳歯の真下から生えてきますが、そうなると溜まった膿を通ることになるのでむし歯菌を持った永久歯が生えてきてしまいます。こうして永久歯もむし歯になってしまうことがあります。

🦷歯の痛みや歯が抜けてしまった為に片側噛みの癖がついてしまったりすると、左右の顎の発達のバランスが悪くなるなどの影響もあります。

🦷むし歯の痛みなどにより、あまり噛むことができなくやわらかい食べ物を好んだり、噛まずに飲み込んだりすることで体全体の成長にも影響を及ぼす可能性があります。

こうしてみると、乳歯のむし歯もしっかり治療が必要ということがわかりますね。

 

生えたての永久歯もむし歯になりやすい?

6歳から7歳頃になると、乳歯から永久歯への生え替わりがはじまります。永久歯になるからもう大丈夫!と思ってしまうと危険です!

生えたばかりの歯はエナメル質の成熟度が弱い状態です。エナメル質は長い年月をかけ唾液の中のカルシウムやリン酸を取り込んで強くなっていきます。
ですので生えたばかりの歯は
とてもむし歯になりやすいので注意が必要なのです。

また一番最初に生えてくる六歳臼歯と呼ばれる奥歯は噛み合わせの面の溝が深く、生えてくるのにも時間がかかり、奥歯で磨きづらいため一番むし歯になりやすい歯と言われています。

ご不明点があればお気軽にドクター、スタッフへご質問ください!