口呼吸していませんか?

こんにちは!歯科衛生士の西田です🐥

だんだんと暖かくなってきて桜の綺麗な季節になりましたね🌸
皆さんは桜は見られましたか?仙台はいたるところに桜が咲いていて、ただ歩いているだけでも癒されますよね🥰
また、私は毎年春になると いちご狩りにいくのですが宮城のいちごはほんとに甘くて美味しくて、練乳等無くても十分なくらいなので友人にも いちご狩りをオススメしています🍓

さてさて、今回のテーマは
『口呼吸していませんか?』です!
マスクが自由になり、外す人もいればつけている人もいますよね。
ここ数年のマスク生活で口呼吸の人が増えています!
お口で呼吸するのと、お鼻で呼吸するの、一体何がちがうの?と思う方もいるかもしれません。
実は口呼吸には様々な害があるのです…。

①歯並びが悪くなる
歯並びは口の周りの筋肉が歯を内側へ押す力と、舌が歯を外側へ押す力のバランスで保たれています。
しかし、口呼吸になるとそのバランスが崩れ歯並びが悪化することがあるのです。
歯並びが悪くなり、噛み合わせが変わると、満足に噛めない分、脳への刺激も減少し集中力や記憶力にも影響すると言われています。

②発音がしにくくなる
口の周りの筋肉が十分に発達せず、口を開いて食事をするようになったり、発音が不明瞭になることもあるそうです。

③むし歯リスクが高まる
口呼吸だとお口が常に開いていて乾燥するため、唾液の分泌量が減り、むし歯や歯周病のリスクも高まります。また、前歯が乾燥しているとべとっとしていて取れにくい歯垢が増えることもあるため清掃が難しくなり、よりむし歯リスクが上がります。
また、唇なども荒れることがあり、歯だけでなくお口周りにも影響します。

④顔が変わる
口の周りの筋肉の発達不全・衰えや骨格の発達に影響が出て、顔つきがぼんやりとする事があります。

⑤心への影響
本来鼻呼吸は加温と加湿がされて、吸った空気が肺に取り込みやすくなります。しかし、口呼吸だと、加温と加湿がされず、呼吸が浅くなったり低酸素になるため、疲れやすかったり不安になりやすくなるなど、心にも影響してくることがあります。

⑥風邪をひきやすくなる
鼻呼吸だと鼻の粘膜や鼻毛がフィルターになって細菌等の体内への侵入を防ぐ役割を担ってくれていますが、お口にはそういったフィルターがないため、空気が直接体内に取り込まれ、細菌やウイルスに感染するリスクが高まります。

⑦嗅覚の働きが鈍る
食事の際に食べ物の香りをキャッチして美味しいと感じることは必要不可欠です。その機能が低下すると食事への意欲が低下するため全身や心にも大きな影響を与えます。

何気なくやってしまいがちな口呼吸ですが、鼻呼吸と比べるとこんなにもデメリットがあります。
自分のお口だけではなく、全身や心の健康を守るためにも、鼻呼吸を意識しましょう🗣

ここまで読んで下さりありがとうございます🙇‍♀️