歯周病と生活習慣

みなさんこんにちは♪

宮城県仙台市宮城野区のかさはら歯科医院の歯科衛生士の松倉です。

最近は暖かい日と寒い日を繰り返していたり、雪が降ったりと天気の悪い日が続いています。気温差で風邪をひかないように気をつけてくださいね!

さて、今回は歯周病と生活習慣についてお話しします。

歯周病や虫歯と生活習慣は密接に関係しています。なので、生活習慣を改善すれば、歯周病の予防につながります。

歯周病は、お口の中の環境が悪化してしまうとなってしまったり重症化します。

お口の中の環境が悪化してしまう生活習慣をご紹介します。

①歯磨きをしないで寝てしまう

寝ている間は唾液の分泌量が極端に減ってしまいます。唾液には、細菌の増殖を抑える効果もあるので、歯磨きをしないで寝てしまうと寝ている間に細菌が増えてしまい歯周病にかかりやすくなります。

②タバコを吸う事

タバコを吸うと血管が収縮するので口の中の血の巡りが悪くなります。血管から栄養などが行き渡らなくなるため、口腔内の環境が悪化する原因の一つになります。

③間食が多い

お口の中に糖質が入ると、細菌が糖質を分解して酸を作り出します。なのでお口の中に食べ物が入っている時間が長いほど歯が溶けやすくなり、歯茎の腫れや歯周病につながります。

④砂糖入りの飴やガムなどをよく食べる

飴やガムはお口の中に糖質が残っている時間が長く、歯が溶けている時間が長いので虫歯になりやすくなります。

⑤酸っぱいものや炭酸飲料をよく摂取する

レモンや酢、炭酸飲料は酸性度が高いので飲むたび細菌が活発に活動してしまうので歯周病と虫歯のリスクが高くなります。

⑥症状がある時しか歯科医院に行かない

歯周病や虫歯はプラークと呼ばれる菌の塊が原因の一つになります。

プラークは歯と歯の間や歯の周りのポケットの中など歯ブラシ類が当たりにくいところにも付着します。歯と歯の間はデンタルフロスで取ることができますが、ポケットの中のものは歯ブラシ・フロスで取りにくいので歯科医院で取る必要があります。

プラークを取らないままにしておくと、唾液の中のカルシウムとくっついて歯石になります。歯石の表面はざらざらしているのでさらにプラークがつきやすくなります。

なので定期的に歯科医院に通いプラークや歯石をとった方が予防につながります。

では次に、歯に良い生活習慣を紹介します。

①間食をなるべく控えること

②糖分や酸性食品の摂りすぎに注意する

③寝る前に食べないようにする

④口呼吸をするよう気をつける

⑤定期的に歯科医院に通う

これらが歯に良い生活習慣になります。

みなさんも歯周病・虫歯の予防をしていきましょう!