妊娠中の歯科治療について🍀

みなさん、こんにちは!歯科助手の平賀です🌟


10月も終わりに近づいていますね🕸
私は、さつまいもの炊き込みご飯やかぼちゃのケーキ・モンブランなど秋の味覚を楽しんでいます!!
11月は紅葉をみに行きたいと思います🍁🍂




今回は、妊娠中の歯科治療についてお話します。

妊娠中の方は、麻酔やX線(レントゲン)撮影やお薬など、胎児への影響が心配ですよね👩‍🍼
カウンセリングでも質問の多い内容など紹介します!


🍼妊娠するとむし歯になりやすいの?

つわりなどによる吐き気のため、口の中が清潔に保てなくなったり、食事・間食が不規則になったり、唾液の量が少なくなったり、口の中のPH(ペーハー・水素イオン濃度)が酸性に傾いたりして、むし歯が発生しやすい状態になります。
ホームケアや定期検診で普段からお口の中を清潔に保つことが必要です✨


🍼妊娠すると歯周病になりやすいの?

妊産婦の約半数に妊娠性歯周炎という歯周病が見られると言われています。妊娠すると、歯肉が炎症を起こしやすくなり、出血しやすくなります。
不潔にしていると炎症は広がるので、早い時期からお口の中を清潔に保つ習慣をみにつけましょう!!


🍼妊娠中の歯磨きは?

妊娠するとお口の中のPHが酸性に傾いたり、唾液の粘性が増したりしてむし歯になりやすくなります。その他にも、毛細血管が敏感で出血しやすく、歯周炎を起こしやすくなります。
つわりで歯磨きがしにくい時は、ヘッドが小さい歯ブラシの使用をおすすめします。また、歯磨き粉を使用しない、少量使うと気持ち悪さが少なくなります🪥✨

 


🍼妊娠中や出産直後の治療は可能?

ほとんどの治療が可能です。
痛みなどを我慢してストレスをためるよりも悪いところは早めに治療することでストレスがなくなり、母体にも胎児にもいいと考えます🍀


🍼麻酔の影響

歯科治療では、抜歯などの他にも、痛みを軽減させるために局部麻酔を行います。通常の量であれば、母体・胎児への影響はありません。


🍼X線(レントゲン)撮影

診断にレントゲン撮影が必要になる場合があります。歯科で一般的に行われるレントゲン撮影による被ばく線量は、一年間に受ける自然放射線の被ばく量に比べても、比較にならないほど低いものです。また、撮影時には鉛入りの防護エプロンを使用するので、胎児への影響はほとんどありません。
しかし、胎児への影響が心配になるのは当然です。
出産後に撮影することも可能ですので、先生と相談しながら治療計画を決めていきましょう!