インレーについて

みなさん、こんにちは!歯科助手の岡崎です🐰♪

最近は、肌寒い日が多くなってきましたね🥶体調管理に気をつけて、元気に過ごしていきたいですね🌟

今回は、「インレー」についてお話していきます!🦷

インレーとは、むし歯治療で歯を削った穴に、はめ込む部分的な詰め物のことを言います。主に、臼歯部(4~8番目の歯)に使われることが多いです🦷 保険適用でできる物と、自費診療でできるもの、いくつか種類があります。

 

🟡メタルインレー(パラジウム)

保険適用で、安価でできます。金属なので、強度が強いです。銀歯なので、目立ちやすいです。色が黒っぽく見えたり、アレルギーを起こすことがあります。銀歯はお口の中で溶けやすいため、1度入れた銀歯の中で再度むし歯になってしまう可能性が高いので、定期的にレントゲンで確認する必要があります。

 

🟡CADCAMインレー

保険適用で、安価でできます。プラスチックとセラミックに似た材料でつくられている白いものです。歯に似た色なので、見た目は目立ちにくいです。プラスチックでできているので、色が変色しやすく、欠けたり割れたりする可能性があります。噛み合わせが強いと、欠けたり割れたりしやすいです。また、噛み合わせや部位によって適用が決まっています。噛み合わせている歯があり、前から数えて6番目の歯の場合は、7番目の歯が4本揃っていると適用できます。パラジウムに比べて、むし歯のリスクは少ないです🙆‍♀️

※4番目と5番目の歯は、7番目の歯がなくても適用できます!

 

🟢ハイブリッドセラミックインレー

自費診療で、比較的安価でキレイです。プラスチックとセラミックでつくられていています。変形や変色はしにくいです。急な衝撃には弱いため、強度は劣ります。

 

🟢e-maxインレー

保険外で、歯に近い透明感で細部の色調を再現することができるため、白い見た目でとてもキレイです。ガラスのセラミックでつくられています。吸水性がなく、変色しにくいです。天然歯と同程度なので噛み合わせの歯にやさしいです。急な衝撃には弱いため、強度は劣ります。

 

🟢ジルコニアインレー

保険外で、セラミックでつくられています。人工のダイヤモンドと同じくらい強度が強いため、割れにくいです。白い見た目でキレイですが、e-maxインレーと比較すると、色調の幅が狭いため透明感は劣ります。吸水性がなく、変色しにくいです。

 

🟢ゴールド(金)

保険外です。色は目立ちますが、むし歯になりにくいです。また、歯との馴染みがあり、歯と同じくらいのすり減りの強さで、適合性が良いと言われています。

 

🦷インレーを入れる際は、むし歯を削って形を整えてから、型取りをしてインレーを入れるという流れになります。型取りをしてから時間が経ってしまうと、歯とインレーの形が合わなくなってしまうことがあるので、早めに来院して頂くことをおすすめします。