シーラントについて

みなさんこんにちは歯科衛生士の金子です🍄
気温が低い日が続いてやっと秋らしくなってきましたね🍁🍄🍃🍠
秋保とかは例年今月末くらいから、紅葉が見れるらしいですね🍁🍁
去年は、このくらいの時期に就活でこっちにしてて松島の離宮の中でやってる紅葉ライトアップを見に行きました💫
今年は秋保の紅葉見に行けたらいいなーと思ってます(笑)

先週、同期とたこ焼きパーティーをしました🐙
タコが近くのスーパーになかったのでタコではなくウインナーとベーコン🥓で行いました🤤🤤🤤🤤🤤
100個近く作って余裕で食べ切れるって話してましたが無理でした😭

 

さて今回はシーラントについてお話ししていきたいと思います🦷🪥

シーラントは虫歯の予防治療です。奥歯の溝の部分を、レジンを始めとしたプラスチック樹脂で埋めることで、奥歯の溝に汚れが着くのを防ぎます。
奥歯は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい場所。埋めてしまうことでそもそも汚れが溜まりにくくなり、虫歯になってしまうのを防ぎます。
また、シーラントにはフッ素が含まれており、副次的な効果で歯質の表面を強化する効果も見込めます。

患者さま一人ひとりのお口の環境によってシーラントの必要性は異なってきますが、シーラントを行う時期としては、

 

乳歯の奥歯が生えてくる時期  :3~4歳頃

奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 5~6歳頃

むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてくる時期:12歳頃

が目安となります。

治療をする場所は、主に生えて間もない6歳臼歯や乳歯、永久歯の奥歯。生えたばかりの歯は表面が未成熟で弱いです。

唾液中のカルシウムなどを吸収して強くなっていくので、その過程で虫歯にならないようにシーラントを施します。

シーラントは以下の流れで行います。

1.歯を清掃

まず、歯の清掃を行い、歯の表面や歯と歯の間等の汚れを丁寧に落としていきます。ここでは、歯科医院専用の機械を使って行います。

シーラントとしてプラスチック樹脂を流し込むので、その下に汚れが残っていると返って虫歯の原因になることも。虫歯を防ぐためにもきれいに清掃していきます。

 

2.薬品をつける

歯にシーラント剤がしっかり接着するように、酸処理として薬品をつけていきます。

その後、しっかりと乾かします。

 

3.シーラント剤を流し込む

シーラント剤を歯の溝に流し込み、光を当てて固めます。固まったら、咬み合わせのチェックを行い、問題なければ、治療終了です。

治療後は、歯表面のデコボコしていた溝が埋まり、ツルツルしている状態に。汚れが溝にはまりにくくなる上に、歯磨きで汚れも落ちやすくなります。

シーラント後の注意事項がいつくかあります🦷

①つけたばかりなので30分飲食しないでください。

②シーラントは歯を削って詰めてるわけではなく、奥歯の溝に詰めているので、噛み合わせは問題ないはずですが、違和感を覚えたら歯科医院に連絡をお願いします。

③削って詰めているわけではないので、かけたりすり減ったりしてしまいます。定期検診で確認させてください。

④シーラントしたからと言って虫歯に絶対ならないと言うわけではないので、お家での歯ブラシと、おやつの管理をよろしくお願いします。