お口のph(ペーパー)について

みなさん、こんちには!歯科衛生士の三上です。
10月になり、秋って感じがしますね!
最近は日中も寒くなってきましたね😥😥
私は秋が大好きです🍁🍃
ご飯もスイーツも美味しいものが多いし、秋服って可愛いですよね!
ついつい色々買ってしまう季節、誘惑の季節です…😱
でも美味しいものは美味しいし、可愛いものは可愛いですよね😍
今年ももうあと3ヶ月を切ってますが、季節を楽しみながら残りの2022年を楽しんでいきたいですね。

今日はお口の中のpH(ペーパー)についてお話ししていこうと思います。
前回お話しさせて頂いたキシリトールでも少し触れていきましたが、今日はちょっと詳しくお話ししていきます。
まず、pHと言うのは簡単に言うとお口の中の状態の事を示しています。
小学校や、中学校の理科などでも聞いたことがあるかもしれませんね🧪

まず、お口の中には誰でも必ず菌がいます😈
お口の清掃状態によって個人差がありますが、菌が居ない人はいません。

通常はお口の中は『中性』と言う状態で、この状態では虫歯菌などは活動が抑制されています。
ですが、ご飯やお菓子、ジュースなど何かをお口の中へ入れることによってお口の中は『酸性』へと変わります。
これは前回もお話ししましたが、虫歯菌などは
『糖』を栄養として、『酸』を出しています。
このことをよってお口の中は酸性へと変わります。酸性状態では歯は溶けています。(これを『脱灰』と呼んでいます。)

ですが、お口の中には『唾液』があるので、唾液の力によって酸性状態から中性へと戻っていきます。中性へ戻ることによって溶けてしまっていた歯は元に戻っていきます。(これを『再石灰化』と呼んでいます。)
お口の中が酸性から中性へと戻る時間は約40分程と言われています。

この間にちょこちょこお菓子やジュースを食べたり飲んだりする事によって酸性へと傾いたお口の中が中性へ戻れず、常に酸性状態になります。
すると菌の活動はどんどん活発になり、溶けた歯は元に戻れず、虫歯が出来てしまうのです😨😨

虫歯がどんどん進んでいき、歯の神経まで進んでしまうと歯の神経を取る治療が必要になります。
また、歯の根っこまで到達すると、最悪歯を抜かないといけなくなります。
ご飯やおやつ、ジュースを時間を決めずに常に食べていることによってお口の中は虫歯菌が動き回れる状態になってしまっています!😰

ご飯ももちろん美味しいですし、お菓子だって食べたいですよね、ですがご飯やおやつはちょこちょこ食べではなく、時間を決めて食べるのがオススメです!😌🍫

また、お口の中の清掃状態によっても菌の量はだいぶ変わります。
ですので、お家での丁寧なセルフケアも大切です。
食後はもちろん、お菓子などを食べた後にも歯ブラシまではしなくてもフロスや歯間ブラシたどで食べかすを取ってあげるだけでもだいぶ変わると思いますので是非やってみてください🪥✨
もちろん食後の歯ブラシと一緒にフロスや歯間ブラシを使って頂ければなお良いですね!

最後に、お口の中の状態によって菌の活動は変わっていきますので、是非時間を決めてお食事をしてみてください!!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました😌😌