こんにちは!歯科衛生士の畑山です☺️
今回は高血圧対策です!!
そもそも高血圧とはどれくらいの数値を指すのか
高血圧とは、慢性的に血圧が基準値よりも高い状態にあることをいいます。
具体的には、収縮期血圧(最高血圧)140mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)90mmHg以上、この基準値のどちらか一方または両方の血圧値が慢性的に超えている状態のことです。
高血圧にははっきりとした自覚症状がなく、気付かないうちに重症化してしまうことも少なくありません。病院や家庭での血圧チェックを定期的に行いましょう。
血圧を下げる食べ物・飲み物
すでに血圧高めの方は生活習慣の改善が必要です。
まずは血圧を上げる要因のナトリウム=食塩量を見直すことが重要です。
目安として一日の食塩摂取量を6g未満に抑えます。
日本人の平均摂取量が10g前後なので、慣れないうちは少し厳しく感じるかもしれません。
薄味でも香辛料などで風味付けを強くしたものは、自然と食塩量を減らせます。
食事の栄養バランスを整え、野菜と果物を積極的に食べると良いでしょう。
青魚のサンマやぶり、さばなどは、血液をサラサラにして動脈硬化を防いでくれるEPAやDHAが豊富に含まれています。
動脈硬化はそれ自体が危険なだけでなく、血圧を上げる原因となります。
食事に取り入れやすい、雑穀ご飯、海藻類、きのこ類、ごぼうなどの根菜は食物繊維が多く含まれます。
食物繊維はナトリウム(食塩)を吸着し体外へ排出する働きがあります。
血圧降下作用のある栄養素代表はカリウムです。
カリウムは、野菜、果物、海藻類などに多く、水に溶けやすい性質を持ちます。
そのため、生で食べられるものは生で、調理する場合は煮汁ごと食べられるメニューがおすすめです。
カリウムの含有量が特に多い野菜として、ほうれん草、アボカド、春菊などがあります。
また、アーモンドやカシューナッツ、ごまといったナッツ類は、カリウムとともにマグネシウムも豊富に含みます。
マグネシウムは降圧薬と似たような作用があることがわかっています。ナッツは無塩のものを選び、カロリーに注意しながら食べましょう。
血圧を上げる食べ物・飲み物
逆に血圧をあげてしまうものは、やはり塩分の高いものです。
また、加工食品や糖質脂質の多いものの食べ過ぎ、過度の飲酒は肥満や脂質異常症を引き起こし、結果的に高血圧にもなってしまいます。
食べ物ではありませんが、喫煙も高血圧の原因です。
高血圧には様々な要因がありますが、やはり生活習慣により引き起こされるものがほとんどです。
本当に高血圧症の薬が必要になる前に、日常生活で高血圧を予防し、改善することは十分可能です。
食生活に気をつけながら、少しずつ生活習慣を改善していきましょう。