みなさんこんにちは
かさはら歯科医院、歯科衛生士の鈴木です🐈⬛
もう少しで8月も終わり9月に突入しますね!
だんだんと売られてる洋服もパーカーやトレーナーなど長袖のアイテムが多くなり、秋冬物ファッションが増えてきました。
私は夏が苦手なので大好きな季節である、秋と冬がどんどん近づいているのがすごく嬉しいです(*^^*)
本日は「歯」🦷についてです。
みんなさん自分のお口の中には何があるか考えたことありますか?
鏡でお口の中を見たとき、歯や舌・歯茎があることはわかると思います。その中でも「歯」について名称や構造など詳しく説明していきます。
まず「歯」には一つ一つに名称があります。
・永久歯 ・乳歯
1中切歯 1乳中切歯
2側切歯 2乳側切歯
3犬歯 3乳犬歯
4第一小臼歯 4第一乳臼歯
5第二小臼歯 5第二乳臼歯
6第一大臼歯
7第二大臼歯
8第三大臼歯
このように歯は歯でも名前があり、形も違います。
次に歯の中の構造をみていきましょう!
・エナメル質
エナメル質は人体の中で最も硬い組織です。歯の表面はこのエナメル質で覆われています。1度形成が完了すると再び形成されることはありません。
・象牙質
象牙質は歯の大部分を占めています。エナメル質より軟かく、骨よりやや硬いです。象牙細管と呼ばれる細い管によって貫かれているのが特徴で、知覚の伝達に関与しています。むし歯などによる細菌感染の進入路になることもあります。
・歯髄
歯髄は主に血管と神経からなっています。象牙質の形成、歯への栄養補給、感覚の受容といった役割をしています。
・歯肉
歯の周りに付着している口腔粘膜で、健康な人の歯肉にはスティップリングという小さなくぼみが多数みられます。
・歯根膜
歯根を取り囲んで歯を支えるための骨(歯槽骨)を結びつけている線維性結合組織です。歯を歯槽骨へ保持すること、歯への直接的な力を吸収する緩衝機能を受け持つとともに、触、圧、痛覚受容器によって感覚を司ります。
・セメント質
歯根を覆う硬組織で、エナメル質や象牙質よりも軟らかいです。成分の約65%は無機質、約23%の有機質の大部分はコラーゲンで出来ています。
・歯槽骨
歯を支えるための歯根を取り囲んでいる骨です。
そして歯肉、歯槽骨、歯根膜、セメント質は歯周組織と呼ばれ歯を支えるためにそれぞれの役割を担っています。
これからもずっと使い続けるので、歯を失わないよう8020運動といって、80歳で自分の歯を20歯以上残そうという取り組みがあります。健康でいるためにも、まずはお口の中からキレイにしていくことはじめてみませんか!