乳歯が生えそろったら

皆さんこんにちは!!歯科衛生士の井上です🍧

先日、うちの娘が海デビュー🏖をしました!!

私たち夫婦は、連れて行く前はいっぱいはしゃいでくれるかと期待していましたが娘はギャン泣きをしてすぐ抱っこしてとせがみ、手を繋いでと1人にはするなと怒ってました😅💦いやぁー想像と違くてなんか拍子抜けでした!!また、来年連れてってどんな反応するか楽しみです✨

さて、今回は『乳歯が生えそろったら』です。

だいたい3歳ぐらいで乳歯は生えそろいます。

そして、いよいよ本格的に自分でしっかり磨く練習を始める時期です。早い時期から食べたら磨く習慣ときちんとした磨き方を覚えることが大切です。

また、磨く時にはフッ素入りの歯磨き粉(ブラシに対して5ミリ以下)を使いフッ素を口に残すことがポイント、すすぎは少量一回で行うようにしましょう。

この時にうがいの練習も徐々にしていくといいですね。

磨くポイント

①まずは歯ブラシの持ち方から練習しましょう。

ブラシの表と裏があるので毛先がしっかり当たらないと汚れが取れないのと毛先を動かすので動かし方も含め練習しましょう。

②磨く順番と当て方を教えましょう。

下の奥歯の噛み合わせ→下の前歯の噛み合わせ→下の奥歯の頬側→下の前歯の頬側→裏側

上の奥歯の噛み合わせ→上の前歯の噛み合わせ→上の奥歯の頬側→上の前歯の頬側→裏側

子供が磨いた後に、しっかり仕上げ磨きをしましょう。その際にムシ歯になりやすい下記の3箇所を重点的磨きましょう。

①上の前歯の頬側

②奥歯の噛み合わせ

③歯と歯の間

③の歯と歯の間は歯ブラシの毛先が入りづらいのでデンタルフロス(糸ようじ)を使ってしっかり歯垢(プラーク) を落としましょう。

フロスには、ホルダー付きタイプとロールタイプがありますのでご自身が使いやすい方を使ってみて下さい。

また、磨きながらお口と歯の状態をチェックしましょう。特に下記の3箇所があったらかかりつけの歯科医院で診てもらうことをオススメします。下記に当たらなくても気になることがあったら連絡してみて下さい。

①奥歯が黒くなっている

②歯の表面が白く濁っている

③歯肉がプヨプヨして赤みがある

上記のことがなくてもムシ歯になってからの治療ではなく予防を大切にして頂きたいので、毎日のご自宅でのセルフケアと歯とお口の健康を守るためには、歯科医院などでの定期的な検診プロケアの両方を継続して実践することが必要です。

次回は、実際に歯科医院で行っているプロケアの流れをご紹介したいと思います。