食事とむし歯の関係🍬🦷

皆さんこんにちは歯科助手の宮﨑です😄

今回は食事とむし歯の関係についてお話しします🍨🦷

むし歯は生活習慣病の一つです。不規則で偏った食事をしていると、歯にも悪い影響が出ます。

バランスよく、規則正しい食習慣をお子さんに与えることは将来の丈夫な歯を作る上でとても重要です。

🍀歯に良い食品とは

・歯の基礎を作る

良質タンパク質 → 卵、牛乳、豆腐

・エナメル質の土台を作る

ビタミンA → 豚肉、レバー、ほうれん草、にんじん、バター

・象牙質の土台を作る

ビタミンC → ほうれん草、みかん、さつまいも、キャベツ

・歯の石灰化を助ける

カルシウムやリン → ひじき、チーズ、しらす、米、牛肉、豚肉、卵

・カルシウムの代謝を助ける、石灰化の調整をする

ビタミンD → バター、卵黄、牛乳

🍀食事とp Hの変化

食事をするとp Hが下がり、歯が溶け始めます。噛むことによって唾液が出るため、唾液の作用によりp Hが元に戻ります。

🍀食事の回数とむし歯の関係

・3度の食事のみ

脱灰(歯が溶ける)の時間が限られるので、虫歯になりにくくなっています。

・3度の食事と間食

感触を取ることによりその分脱灰時間が増えます。pHが戻る前にまた脱会が始まってしまうので虫歯になりやすくなっています。

🌟できるだけ間食は1日1回にして、ちょこちょこ食べをしないほうが虫歯になりにくいです。また、食事はしっかり噛んで唾液を出すようにしましょう。そして、寝ている間は唾液が出にくいので、寝る1〜2時間前はお茶や水にしましょう。

🍀歯が溶けやすい飲料が起こす影響

・ボトルカリエス(哺乳びんう蝕)

赤ちゃんに与えるミルクや果汁飲料、乳酸飲料、スポーツドリンクにはたくさんの砂糖や果糖が含まれています。はえたばかりの乳歯は永久歯よりも柔らかいので、欲しがるたびの哺乳びんを与えてしまうと酸蝕歯や虫歯になるリスクが高くなります。

・ペットボトル症候群

清涼飲料水を飲み過ぎると糖分の取りすぎでインスリンの供給が間に合わず、高血糖状態になることがあります。特に糖尿病を持っている方や高齢者は注意が必要です。3度の食事をしっかり食べていれば、十分に塩分を摂ることができるので、こまめにお茶や水を飲みましょう。

 

🍀おやつの与え方とむし歯の関係

人間を含め動物はそもそも甘いものが大好きです。人間の味覚は塩味より甘味の許容範囲の方が広いです。味の経験の少ない子どもには気をつけないとどんどん濃い甘さが好きになってしまい、虫歯になりやすくなります。

みなさん食事とむし歯の関係について知っていただけましたか?😊

天然の丈夫な歯があることによって、いろいろな食事が楽しめると思います🎶 歯を失わないためにも食事の面もしっかり考えながらむし歯を予防していきましょう!