こんにちは!
歯科助手の小山です!
今日は歯科医院には、どのような職種の人たちがいるのかご紹介します!
歯科技工師
歯科技工士とは歯科治療における詰め物や被せ物・入れ歯・矯正器具・インプラントなどの作成やメンテナンスをおこなう職種です。
歯の形や色、口の大きさなどは患者さんごとに違うので、一人ひとりにぴったりと合うものを作成しなければならないため、精密な制作技術を求められる職人のような面があります。
歯科技工士の仕事は、歯科医師の指示書にしたがって歯科技工物(詰め物・入れ歯・インプラントなど)を作成することです。
生涯に渡って一人の方の食べる、話す、笑う様々な生活を支え、口の中という繊細な感覚のあるところに入る物をつくるこだわり、技術、集中力、とってもかっこいい仕事です!
歯科技工師へ道のり!
高校卒業後、歯科技工士教育機関に入学し、2年以上学んで必要な知識と技能を習得すると、歯科技工士国家試験の受験資格が得られます。
歯科技工士教育機関は全国に53校(平成28年9月現在)あり、二年制・三年制の専門学校や、四年制の大学、二年制の短大があります。また、数は少ないですが夜間部を併設している学校もあります。
全国統一で実施される歯科技工士国家試験に合格した者が、厚生労働大臣の指定する登録機関に申請することによって、歯科技工士名簿に登録され、歯科技工士免許が交付されます。ここで晴れて歯科技工士という国家資格を有することになります。
2019年には若手歯科技工師を題材とした
『笑顔の向こうに』という映画も公開されています!高杉真宙さんが歯科技工師役を熱演されていました!
歯科技工師のやりがい!
国民の健康を守る医療従事者の一人として、誇りを持って働くことができます。
また、自分の知識や技術の成果を患者さんが実際に装着する歯科技工物としてかたちに残せることで、患者さんの健康に役立っているという喜びも歯科技工士としての魅力だと感じます!
なかなか表舞台に出てこない職業ではありますが、直接患者さんからお礼や感想を言ってもらう機会も少なくありません。
自らの技術やスキル、試行錯誤をして形にした技工物が目の前の患者さんの健康に貢献できていると実感できることは、歯科技工士の仕事の大きなやりがいの一つだと感じます!