みなさんこんにちは。
かさはら歯科医院、歯科生士の鈴木です🐈⬛
先週お買い物に行ってきました🛍
最近は緑色の服がお気に入りで一目惚れした洋服を買い、たくさん食べまくりました。最後は海へ行き、慣れない土地なので迷子になりながらも家にたどり着くことができました。仙台の道路難しいです😅
本日は『フッ素』についてのお話をしたいと思います。
みなさん『フッ素』をなにか知っていますか??
フッ素とは自然界にある天然に存在する元素の1つで、海水中、土に含まれています。食べ物にも含まれていて、海藻や小魚、緑茶、紅茶などにはいっているので私たちが普段から口にしているものです。
また、歯や骨をつくる石灰化には欠かせない物質です。
フッ素って意外と身近にあるものなんですよ〜
歯科医院ではフッ素塗布を行っています。
目的はいくつかあります。
★フッ素はむし歯の予防に効果があり!
・歯を強くします
・むし歯菌を減らします
・再石灰化を助けます
歯はフルオロアパタイトという結晶構造をもつようになり歯質が強化され酸に強いむし歯になりにくい歯になります。
むし歯菌がだす酵素によって酸がつくられる過程を防ぎ、抗菌作用を示します。
そして、歯のミネラルが溶け始めてしまった部分を脱灰といい(むし歯のなりはじめ)その反対で、溶け出したミネラルが歯の中に戻ることを再石灰化といいます。
乳歯や永久歯の生え始めなどの歯の質が弱い時期やむし歯になりやすい子どもに対して、歯科医院で予防処置としてフッ素塗布を行っています。これは、フッ素を歯の表面に塗る方法で、とくに”むし歯になりやすい”歯と歯の間・歯と歯茎の境目のむし歯の予防に有効で、ごく軽度のむし歯をそれ以上進行させない効果もあります。
また、生えたての歯の場合には、歯がフッ素を取り込んで糖分からできた酸に対する抵抗力を増す働きもあります。ただ、等間隔で塗らないと効果がないと言われています。かさはら歯科医院では小児の定期検診で3ヶ月に1回来院したとき塗っています。
定期的にフッ素塗布してむし歯予防しましょう!
⚠フッ素塗布後の注意事項
・塗布後30分間はうがいや飲食は控えましょう。
・うがい出来ないので口に溜まった唾液は、1回だけ吐き出すようにしましょう。何回も吐き出すと効果がなくなります。
そしてフッ素を塗ったからと言って100%むし歯にならないとはかぎりません!
これはシーラントや定期検診でも同じようなことが言えます。日々の丁寧な歯磨きや食生活が大切になります。