赤ちゃんの舌・口の発達

みなさんこんにちは🍉✨歯科衛生士の井上です。

こないだ久しぶりに塩釜港祭りに行ってきました!!

雨が続いて、花火始まる数時間前まで雨降って中止になるかと思ったのですが無事晴れて花火上がって良かったです。

また、3年ぶりでしたので沢山の人が来てました。

娘は、初めての港祭りでしたが花火も驚かずパチパチと喜んで神輿もいっぱい指をさして楽しんでて良かったです。来年も開催されるの楽しみです。

来月は七夕が開催されるので行けたらと思います。

さて、今回は『赤ちゃんの舌・口の発達』です。

近年、かむ力や飲み込む力が弱く、硬い物が噛めない、飲み込めない子が増えているといわれてます。

そのような口腔機能の発達の問題は、離乳食の進め方に一因があるという考え方があります。

よく食べる子の場合、つい早くステップアップさせがちですが口腔機能を発達させることも先々のためにとても大切です。

下記の時期別の舌や口の動きを確認しながら離乳食を進めていきましょう。

●離乳初期5〜6ヶ月頃

最初は、上唇が動かないため食べ物が口の端からはみ出すこともありますが、1ヶ月ほどたつと舌を前後に動かせるようになり、食べ物を入れると口にためて舌で喉の奥に食べ物を送り、ごっくんと飲み込めるようになるころ。飲み込む時は、下唇が上唇の下に入る状態になり、口角はまだあまり動かせません。

●離乳中期7〜8ヶ月頃

唇をしっかり閉じられるようになります。

舌が前後に加えて上下にも動かせるようになるころ。

そのため上顎に舌を押し当ててモグモグと口を動かし、口の中に入れた食べ物をつぶして食べれるようになります。口角を同時に横に引く動きも習得していきます。

●離乳後期9〜11ヶ月頃

舌が前後上下に加え左右にも動かせるようになり、食べ物を舌で動かして奥に送り込んで奥の歯肉で噛み潰して食べるようになるころ。口角を片側ずつ動かすことで、上下の唇をねじって片側で噛めるようになります。

●離乳完了期1才〜1才6ヶ月

口角の動き・舌の動きは自由自在になります。

食べ物を舌でまとめて奥の歯や歯肉に送って噛み潰すようになるころ。目で確認したものを手に取るという目と手の強調運動も完成し、手づかみ食べや、かじり取り食べもできるように。

口の中にどのくらいの量が入るかはまだ把握できず、入れすぎることもあります。

時期別に発達具合が違いますので上記の舌や口の動きを確認して離乳食を進めていきましょう。

うちの娘も、今1才で離乳完了期なので食べさせることも大切ですが上記のことも意識しながら進めていきたいと思いました。

皆さんも一緒にお子さんの口腔機能の発達向上の為に意識してみませんか。

参照:初めての離乳食新百科