みなさんこんにちは♪
かさはら歯科医院の歯科衛生士の横澤です( ¨̮ )
最近、梅雨が明けたかと思えば、大雨警報が鳴り響き、夜中もなかなか眠れぬ日が続いております…電車の運行にも大きく影響が出てしまっているようで自然災害の恐ろしさを目の当たりにしました。
みなさんも、お気をつけて生活して下さい。☔️
さて、今回は歯科とも大きな関わりのある
『ヘルスプロモーション(健康づくり)』についてお話しさせて下さい。
まずヘルスプロモーションとは、世界保健機関(WHO)の提唱する、「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス」であり、人々が健康を管理し、より健康にすごせる可能性を模索する方法であります。
QOL(生活や人生の質)の決定要因や精神的・霊的な(spiritual)状態を包含するポジティブ(積極的)で包括的な健康概念を提案しており、その前提条件として、状況と資源はそれは以下のように挙げられております。
- 平和
- 住居
- 教育
- 食糧
- 収入
- 安定した環境
- 持続可能な資源
- 社会的公平と公正
(これら健康の前提条件は、1998年に健康の社会的決定要因として整理されました)
健康は、社会・経済的、政治的開発を決定します。それゆえ、すべての政府機関が、取り組むべきとされる条件、基本戦略が以下になります。
- 推奨する: 健康の利点を明らかにすることで、健康的な環境の創造を推進する
- 可能にする: 健康のための機会や資源を確保することで、健康面での潜在能力を引き出せるようにする
- 調停する: 健康の追求において利害関係の対立する立場を仲立ちし、健康づくりにむけた妥協点を模索する
国民の健康を目指して国ではさまざまな工夫や、支援を行なっております。
歯科医院も、健康づくりのために国民へ、医療提供する機関の一つです。
そして、皆さんの健康は、皆さん自身が、コントロールしていくのが1番の理想のスタイルです。
私たち医療従事者も、健康教育やプロケアを施す一方、皆さんの日常生活でのセルフケアが健康づくりの土台となります。
歯が痛いから歯医者に行く。
歯医者は、治療しに行くところ。
歯石がついてきたからクリーニングしてもらう。
その考え方を、
虫歯ができてないか、歯医者に確認してもらう。
歯医者は、健康を学びに行くこと。
歯石ができないよう、家庭ではどのようにケアしたらいいのか?
と、考えていただくことも私たち歯科衛生士の目標でもあります。
皆さんも今一度、ご自身の健康へ対する考え方を振り返ってみて下さい。
引用:Wikipedia